NW屋的日常徒然日記

ネットワークを専門にする元社内SEの日常とITネタ諸々を綴って行きます。

IIJmio新料金プラン発表でファミリーシェアプランからの移行を考える(本編・その1)

 こんばんは。前回の続きになります。こちらが前回の記事になります。

karasuma-kitaoji.hatenablog.com

 現在、ファミリーシェアプランを契約しています。以下の3種類のSIMを契約しています。

  1. iPhone用音声SIM(タイプD)
  2. iPad用SMS対応SIM(タイプA)
  3. ノートPC用データ通信専用SIM(タイプD)

 2. でSMS対応のSIMを使っているのには理由があります。iPadではSMS利用不可なのでSMS対応SIMを利用する意味はありません。

 では何故使っているかというと、「iPhone用音声SIMではdocomo回線を使用しているので、回線冗長化を鑑みてau回線を使いたかったため」です。

 「それなら、au回線のデータ通信専用SIMを契約すればいいのではないか?」という話になるのですが、タイプAではデータ通信専用SIMが存在しません。そのため、SMS対応SIMを使っています。タイプAではタイプDのデータ通信専用SIMと料金が一緒(SMS利用に対して追加料金を取られない)という理由もあり、こちらを使っています。

 現プランではこのような料金体系になっています。これが新プラン(ギガプラン)では、SMS対応SIMの料金はタイプD・タイプA共通になっています。値下げされていることには変わりないのですが、割高感が拭えません。

 とは言いながらも、メリットがないわけではありません。

「昼休み時間帯(12時台)の通信状態がタイプDよりもいい」

 この点は捨てがたいです。解約してしまうのも惜しいですし、保険として維持しておきたいという気持ちもあります。そこが悩ましい点でもあります。

 SMS対応SIM(タイプA)を残す場合と残さない場合の移行案を以下のように考えています。まずは残さない場合

【SMS対応SIM(タイプA)を残さない場合】

  1. iPhone用音声SIM(タイプD)←変更なし
  2. iPad用eSIM(タイプD)←確定
  3. ノートPC用データ通信専用SIM(タイプD)←現状のまま

 この場合、SMS対応SIM(タイプA)の契約を解除して、eSIMに移行する形になります。

 次はSMS対応SIM(タイプA)を残す場合についてです。

【SMS対応SIM(タイプA)を残す場合】

  1. iPhone用音声SIM(タイプD)←変更なし
  2. iPad用eSIM(タイプD)←確定
  3. ノートPC用SMS対応SIM(タイプA)←iPadで使っているSIMをスライド

 この場合の問題点として、以下の4点があります。

  • ノートPCでSMSが使えないので無意味
  • データ通信専用SIMより月70円料金が高い
  • 現在nanoSIMなので、MicroSIMに変更するかアダプターが必要
  • アダプターを使った場合の物理的故障が心配

 逆にメリットとしては、以下の2点が挙げられます。

  • ノートPC用はau回線を使うので回線冗長化が担保出来る
  • SMS対応SIMを使う機器を購入した際に使える

 これらの点を踏まえて、この3枚のSIMをどう移行させるか?をもう少し検討してみます。

 因みに、現状のファミリーシェアプランでは12GBを3台でシェアする形です。同一容量で移行するとした場合の試算を以下に記します。

【現行プラン】

 2,560円+音声SIM利用料700円=3,260円

【新プラン】

  1. 音声SIM(8GB)1380円+eSIM(2GB)400円+データ通信専用SIM(2GB)680円=2460円
  2. 音声SIM(8GB)1380円+eSIM(2GB)400円+SMS対応SIM(2GB)750円=2530円
  3. 音声SIM(8GB)1380円+SMS対応SIM(2GB)750円+データ通信専用SIM(2GB)680円=2,810円

 いずれにせよ安くなることは確実です。こうしてみると、iPadのSIMはeSIMに移行した方がいいことは間違いないですね。

 さて、これを一気に倍の24GB利用するように変更するとなると、以下の2通りを想定しています。

【24GB契約する場合】

  1. 音声SIM(20GB)1880円+eSIM(2GB)400円+データ通信専用SIM(2GB)680円=2960円
  2. 音声SIM(20GB)1880円+eSIM(2GB)400円+SMS対応SIM(2GB)750円=3,030円

  1,2いずれの場合でも料金は現状よりは下がることは確定です。データシェア機能の提供は6月からだそうなので、一時的に不便になるかもですが。(^^;

 因みに、iPadの空いた物理SIMには楽天モバイルのSIMを挿す予定でいます。こうすることで、iPadでSMSをRakuten Linkを使って受けられますし、通話もiPhoneから出来そうです。それに、普段はeSIMでデータ通信を行えば、楽天モバイルの通信量を1GB以内に抑えることは十分可能と見ています。

 まだ検討中ですが、詳細はIIJmioの新プランのページを御参照下さい。<(_ _)>

www.iijmio.jp