リース済みHDDをオークションに出した容疑者は常習犯だったという記事
こんばんは。神奈川県庁でリース済みのPCを回収し、回収したPCのHDDを取り出して、オークションに出したというニュースです。このHDDに各種行政情報が記録されていたという点が問題視されました。
オークションに出した容疑者は「入社直後から複数回やっていた」と供述しています。私物の持ち込みが禁止されていたり、IDカードや指紋認証がなされているそうです。まぁ、よくあるセキュリティ対策ですね。
盗み出す目的で早朝に行っていたというようです。「他人の目がないところで犯行に及んだ」とあります。入退記録でこの容疑者が早朝に頻繁に出入りしているという点は不審に思われなかったのかが気になります。入室時にはチェックはあるものの、退室時にはノーチェックなんでしょうか?このあたりももう少し追ってみるようにします。
あと、気になるのがHDD廃棄を請け負ったブロードリンクという会社の管理体制です。この容疑者の犯行に3年間気づかなかったという点もどうだったのでしょうか。
薄給だという話もありましたし、扱いに関する不満もあったのでは?と推測しています。「こんなことしたら割に合わない」というブレーキをかけるために、適切な給与を払うというのもありそうですが、そうではないのかな?という風にも受け取れます。
このへんも追いかけてみたい点ではあります。