こんばんは。以前にも書いた話ですが、サークルKサンクスのドメインがオークションにかけられて、100万円以上の値がついたという話題です。こちらは日本経済新聞の記事からです。
「使われなくなった(管理を放棄した)ドメインは、他に使いたい人がいれば使われる可能性がある」ということが意外に認知されてないことに驚きます。特に今まで組織として認知されていたドメインだった場合、悪用されるとダメージも大きいわけですが、そのあたりを理解してない上層部が多いのでしょうか。
「ドメイン=屋号」という認識が薄いのでしょうね。店の屋号を勝手に使われてしまうということは問題が大きいということは十分理解されているはずなのに、なぜかインターネット上の屋号であるドメインは、こんなにも安直に手放されるのでしょうね。
ここで問題なのは、今回オークションにかけられたのが.jpドメインだということでしょうか。サークルKサンクスというコンビニ準大手だったのに、co.jpじゃなかったんですね。(取っているのかもしれませんが、こちらをメインで使っていたのかもしれません)
co.jpだけなら、こういう風に得体の知れない誰かに使われる危険性は回避出来たかもしれません。「簡単に取得出来る」ということは、「手放せば簡単に取られてしまう」ということをもっと認知されるべきではないでしょうか。「面倒だから」と、安直に.jpドメインを取得すると、最後まで管理し続けないといけなくなるという認識を持っておかないと拙いでしょうね。このへんもIPAで啓発活動をしてほしいものです。(^^;