サークルKサンクスのドメインがオークションにかけられたそうです
こんばんは。先日出ていたサークルKサンクスが使っていたドメインがオークションに出たという話題です。こちらはITmediaの記事からです。
この手の話題は定期的に出てきているようですね。特に公共機関が事業用に取得して、事業が終了したらドメイン管理料を支払うのを止める(=事実上の解約)ことにより発生してますね。
どうも担当者が安易に考えている向きがあるのでしょうね。組織でサブドメインを取得するのは組織内手続が面倒だから、面倒がない.jpドメインを取得するという傾向があるのではないでしょうか。
と、ドメイン管理料を支払うのを止めると、第三者が取得可能であるという事実を認識していないのだろうと思います。永久欠番と思っているのか、物と同じように再生不可能という認識なのでしょうか。
今回はサークルKサンクスの「circleksunkus.jp」がオークションにかけられることになりました。手放した後で気づいて取り戻そうとしても、通常の管理費の数十か月分になったりします。今回の場合は50万円ほどですが、危機管理的観点からしても、使用済ドメインが本来想定してない用途に使われて、組織のイメージを低下させるようなことのない配慮は必要かと思います。
要は「一度取得したドメインは墓場まで持って行く覚悟で取得しろ!」ではないでしょうか。今回のケースでは、統合したファミリーマートが管理を引き継いでおくべきだったのでしょうね。
今までにない危機管理のノウハウが必要になりますよね。