IPv4を終わらせることは本当に可能なのか?
こんばんは。メルカリの個人情報漏洩については、もう少し調べた上で読み込んでみてから書いてみようと思います。少々お待ち下さい。<(_ _)>
ところで、今回はIPv6ネタを拾ってみました。23日にあったimpressの記事です。
以前からずっとIPv6の普及に関していろいろ言われてきていました。しかし、実感としてはさほど使われているようには思えませんでした。128ビットで表記方法が取っつきにくかったりとか、IPv4にはない概念なんかもあって、どうも気か付きにくかったです。NGNではIPv6 IPoEで使われたりしてますよね。IPv4 over IPv6を使うことで、PPPoE 200Mbpsな契約でも1G近くまで出たりするというような話も聞きます。
それはさておき、記事の内容に戻ります。GoogleへのIPv6によるアクセスが10%を越えたというのも少々意外でした。知らず知らずのうちにスマホで使っているとか?
そして、インターネットの普及が遅れた国ほどIPv6の普及が進んでいるというのも納得が行きます。固定電話の普及が遅かった国で携帯電話の普及が進んでいるというのに通じるものがあります。旧技術の負債がないので、新しい技術が導入しやすいのでしょう。
この記事に取り上げられているように、マルチホームの問題はありますよね。ちょっと違うかもしれませんが、NGNの独自体系の問題により、ISPから払い出されるアドレスとNGNから払い出されるアドレスとの兼ね合いで、本来目的とすべき相手との通信が上手く出来ないという場面が発生します。詳しくはこちらを御参照下さい。
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/ietf2017/1066863.html
そして、無線対応に関する話や、IoTでの活用に関しても書かれています。
最後に「IPv4 Declared Historic」というインターネットドラフトについて言及されています。IPv4アドレス枯渇問題や、デュアルスタックをいつまでも続けるのは無駄だという発想もあるようです。さて、本当にIPv4は終焉を迎えるのでしょうか?