【夏休み特別進行】スマホのVPNが使えないFreeWi-Fiが多くないだろうか?
こんばんは。【夏休み特別進行】ということで、少々小ネタっぽいものも交えてお送りします。現在、Symantecの「Norton Wi-Fi Privacy」をiPhone6とiPad mini 4とノートPCにインストールして使っているのですが、スマホ・タブレットでは意外と使えない場面が多いんですよね。
巷に溢れるFreeWi-Fi・無線区間が平文なのは…
最近は繁華街でFreeWi-Fiが整備されていることが多いですよね。地下街や商業施設や公共施設などでも使えるようになっていますね。「Wi-Fi」を「オン」にしていると、いろんなSSIDが表示されているのが分かります。(自動でWi-Fi受信というのはあまり好ましくないのですが、このあたりの話はまた別の機会に)
このFreeWi-Fi、セキュリティ面もFreeだなというのが少々嫌なものがあります。とりあえず何もせずにつながりますが、通信経路が暗号化されません。ということは、他に使っているユーザからは通信を覗かれてしまう恐れがあることになります。あまり気持ちのいいものではありませんよね。(なので、「2020年東京オリンピックまでにWi-Fi整備を」と声高に主張される方々が(政府などにも)おられますが、孫社長も主張されていたように、プリペイドSIM推進の方がいいと思うんですよね…)
スマホ用VPNアプリが有効にならないケースも少なくないです
で、以前試してみたことがあります。まず、普通にスマホやタブレット(この場合はiPhoneやiPadです)をFreeWi-Fiに接続してみます。DHCPでIPアドレスが割り当てられ、DNSサーバやデフォルトゲートウェイのIPアドレスも通知され、問題なくインターネット接続出来ました。しかし、ここでVPNアプリを立ち上げると接続に失敗します。
「無線APの向こう側にあるルータでNATトラバーサルに対応してないんだろうか?」と思って、同じAPに接続したPCだとVPNアプリ経由の通信が出来るというのが解せずにいます。
グローバルIPv4アドレスを割り当てることについては別途書いてみます
と、当たり前なのですが、マクドナルド等で提供されている一部のmobilepointではグローバルIPアドレスを割り当てていることがあります。この場合は問題なくVPNアプリが仕事をしてくれます。(スマホやタブレットにグローバルIPアドレスを割り当てられるというのは、IPv4グローバルアドレス枯渇とセキュリティ面的観点からはどうかとは思いますが、それはそれとして…)
このへんは実際に無線APに接続して、もう少し調べてみようかと思います。