NW屋的日常徒然日記

ネットワークを専門にする元社内SEの日常とITネタ諸々を綴って行きます。

プログラミング教育の準備が整っていない都道府県が大半という事実

 こんばんは。今回は今年4月から開始されるとしている小学校でのプログラミング教育についてです。こちらはYahoo!ニュース(産経新聞)の記事からです。

headlines.yahoo.co.jp

 「準備OK」と回答している県に関しても、回答を鵜呑みにしていいのかどうかは疑問符が付きます。研修や模擬授業を実施したとはいえ、実際に教員がどれだけ本番の授業で出来るのかは未知数でしょう。質問自体も上っ面を撫でただけなのかもしれません。質問内容にちょっとでも掠っていればOKだったりするということはないでしょうか。(このあたりまでは読めませんでしたが)

 本当のところは、記事内に取り上げられている福島県の事例が現場の教員の方々の本音ではないでしょうか。プログラミングの専門家がいない状況で、特に専門ではない従来の教員が付け焼刃で対応させられている状況からは、どう考えても無理だろうという感想しか出てきません。ここは専門家をきちんと常勤職員として雇用すべきではないでしょうか。教員の負担を無駄に増やすだけで、何もいいことはありません。

 「方針だけ押しつけて、予算も人員も手当しません。現場の努力でなんとかしなさい」はあまりにも無責任ではないでしょうか。ここは文部科学省の責任でなんとか予算と人員を手当てすべきではないでしょうか。

(こういうところに情報処理安全確保支援士をあてがうべきではないかと常々思うのですが…)