NW屋的日常徒然日記

ネットワークを専門にする元社内SEの日常とITネタ諸々を綴って行きます。

情報処理安全確保支援士制度の改正があるそうです

 こんばんは。今回は情報処理安全確保支援士制度の見直しが発表になったというニュースを取り上げます。こちらは情報処理推進機構IPA)の記事からです。

www.ipa.go.jp

 今回の改正点は2つあります。

  1. 情報処理安全確保支援士自身で3年毎に更新手続を行う必要がある
  2. 講習に関しては、IPA以外の「条件をクリアした民間事業者」が実施する講習もOK

 ということだそうです。2017年4月にスタートしたわけですから、支援士は誰も3年経過していないことになります。「更新手続=講習を受講し終える」と解釈していたのですが、違うのでしょうか?

 ただ、まだ詳しいことは決まってない(6ヶ月以内に決まるそうです)とのことなので、今のところはどうなるか分からないということになります。

 3年前のように、多くの書類を揃えて面倒な申請手続をする必要があるとなると、支援士を失効させる人も増えるでしょうし、登録を見送る人も多く出てきそうです。

 集合講習の場を上手に使って、ここで更新手続を行えるようであれば、まだ意味もあるでしょう。とにかく無駄に手間がかかる(事務手続コストの増大)だけはやめてほしいです。

 2つ目の「講習に民間事業者が参入」という点はどう転ぶのかは、こちらも今のところ読めません。講習費用が安くなる方向に進んでくれれば歓迎なのですが、そのへんが気になります。特に集合講習は全国主要都市での開催となりますので、開催地から遠く離れた方々への救済策も考えてほしいところではあります。

 詳細がどうなって行くのかはもう少しウォッチして行かないといけなさそうです。