NW屋的日常徒然日記

ネットワークを専門にする元社内SEの日常とITネタ諸々を綴って行きます。

消費税増税初日のシステム障害発生等々

 こんばんは。消費税が10%になったことにより、あちこちでシステム障害が起きているようです。こちらはミニストップでの障害に関する記事です。軽減税率対象ではない商品に軽減税率を適用してしまったり、独自割引商品に対する税率を間違えたというようなトラブルがあったようです。今回は単純な税率アップだけでなく、軽減税率導入が混乱を来した側面もありそうです。

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 こちらは奈良県のスーパーでのシステム障害に関する記事です。こちらも軽減税率対応に関するシステム障害が起きたようです。本来10%になるはずの商品を8%(軽減税率)として処理してしまったことによる障害だそうです。一時的に全14店舗で営業出来なかったそうです。

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 なんと、スシローでは消費税0%だそうです。税抜価格のまま決済されてしまうようです。消費税が上乗せされないという不具合だそうです。通常税率の場合だけでなく、持ち帰りの場合の軽減税率8%の場合も障害が発生しているそうです。

 こちらも障害解消に向けて対応中だそうです。

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 こちらは私鉄各社でのシステム障害が発生したという記事です。大阪メトロ・名鉄・京成で自動券売機のシステム障害が発生したそうです。大阪メトロと名鉄では切符の発券が出来ず、京成では消費税率8%のままで動いていたということだそうです。

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 これらの記事を読んでみて感じたのは、「軽減税率の導入がシステム障害を引き起こす要因の一つになった」「十分にシステムテストを行う時間が与えられなかった」「軽減税率の判断基準があまりにも分かりにくい(理不尽)」といったことが挙げられます。消費税増税と軽減税率導入を財務省が安直に考えていて、システム対応について全く考慮していなかったのではないかと推測されます。オロナミンCが8%で、リポビタンDが10%だとか、食品とオマケの比率で8%か10%かが変わってくるとか、複雑怪奇な判断基準をどうやってシステム側に落とし込むのかという問題があったと推測されます。

 奈良のスーパーでもそうですが、実際の動作試験が1週間前だったということのようです。今回のシステムトラブルについて、深く掘り下げて報道していたメディアがどれだけあったのか(なかったのではないか???)という点は指摘して行きたいです。

 税金は公平かつ簡素であるべきだとう原則から見事に逸脱していますね…。