NW屋的新幹線通勤日記(3ヶ月限定名称)

ネットワークを専門にする元社内SEの日常とITネタ諸々を綴って行きます。

サマータイムを2年限定で導入を議員立法で?

 こんばんは。昨日の国公立大学常時SSL化対応の続きに関しては、翌日以降書いてみる予定でいます。

 今回はサマータイム法案を秋の臨時国会で提出して、来年・再来年限定で導入を想定しているのだそうです。以下は産経新聞の記事からです。

www.sankei.com

 時間が無さ過ぎるのでは?

 今秋に議員立法で成立させて、来年に試験導入(検証?)して、再来年に本格導入するということを狙っているのでしょう。もう1年ありません。その上、来年は改元が控えています。さらに、消費税増税があるかもしれません。こんなにシステムに影響が出そうな改修が必要になっているところに、サマータイム対応など押し付けられたら、無事に終わるとは思えないです。各所に影響が及ぶことになるわけですが、対応出来るエンジニアが確保出来るのか?という問題があります。かなりタイトなスケジュールが予想されます。死者が出てもおかしくないですね。

 「2年間限定だから」と簡単に考えていないか?

 2019年・2020年の2年間限定だそうです。2021年には元に戻すそうです。こちらはライブドアニュースの記事からです。

news.livedoor.com

 サマータイムに対応させるためのコストもありますし、問題ないことを検証した上で2020年を迎えることになります。無事にオリンピックが終了したら、今度は元に戻します。「元に戻すだけだから、大したことは起きないだろう」と考えていそうですが、各種システムが正常に動作するかをきちんと検証する必要があります。「2年間だけだし」という問題ではないということを真剣に考える必要があります。「ちょっと時計を進めたり遅らせたりするだけ」という考えは改めてほしいです。時刻が進んだり巻き戻したりということで、金融機関・証券会社系の影響は大きいのは想像つくはずなのですが…。

 時計があちこちに組み込まれていることも忘れてはいけません

 サマータイムに賛成している議員さんが考えているであろう「時計を1回2時間遅らせる/1回2時間進めるだけ」ですが、この発想は時計が家庭にせいぜい1~2個だった頃の話ではないでしょうか。1970年代前半ぐらいまでの発想でしょうか。自宅の周りを見回しても、炊飯器・給湯器(自動風呂沸かし)・テレビ・ハードディスクレコーダー・ラジオ等々…様々な機器があります。スマホや携帯電話やタブレット等はOS側の対応も必要になりますが、携帯電話基地局から時刻情報を同期しますので、まだなんとかなります。(それでもいろいろ面倒ではありますが)

 上述のように、個々に時刻を合わせないといけない機器についてはそう単純には行かないのではないでしょうか。それに、OSやファームウェアのアップデートをどうするのかという問題も考えられます。「テレビ番組が録画出来ない!」「御飯が炊けてない!」とかいうようなトラブルがあちこちで頻発しそうです。

 生活のあちこちに時計が組み込まれた生活をしている現状では、サマータイムの導入は百害あって一利なしではないでしょうか。