携帯電話会社各社の5G周波数割当に関する続き
こんばんは。一昨日、各社5G周波数割当に関する記事を書きました。こちらです。
karasuma-kitaoji.hatenablog.com
5年以内の人口カバー率に関する総務省からの要求が楽天モバイルにとって、結構高いハードルになるんじゃないかと懸念していました。現状はMVNOですから、ほぼ新規参入に等しいです。自前で基地局を短期間に全国展開するのはかなりの負担になるのではないかというのは容易に想像がつきます。
そこで、今回は続きになります。こちらはimpressの記事からです。
今回の5G周波数割当に関して、SoftBankと楽天モバイルの2社には別途注文が総務省からつきました。SoftBankに関しては、「昨年末のような派手な通信障害は起こすなよ!分かってるやろな?(意訳)」と、楽天モバイルに関しては、「ホンマにちゃんと出来るんやろな?きっちり体制整えとかなあかんで!(意訳)」という条件がついたようです。このへんでdocomoやauとの差がはっきりとついたようです。このへんが周波数割当にも影響したのだと推測出来そうです。「安定した通信品質」は何者にも代えがたいものがあります。
昨日と今日の記事でもありましたが、IoT向けの周波数も各社1枠ずつ割り当てられたようですね。IoT向けサービスにどのようなものが出て来るのか興味津々です。