NW屋的日常徒然日記

ネットワークを専門にする元社内SEの日常とITネタ諸々を綴って行きます。

【weekend edition】FM/AMチューナー付きICレコーダーの時刻同期

 こんばんは。今日は沖縄でEスポが発生していたようで、遠距離FM受信が出来ているようですねぇ。最近はNICTのWebサイトでリアルタイムで分かるようになってるんですねぇ…。隔世の感があります。

http://wdc.nict.go.jp/ISDJ/ionospheric-signal.html

 昔、AIR-G(FM北海道)札幌本局・旭川局や、放送大学が出来る前のFM仙台や、K-MIX(FM静岡)や、広島FM尾道局を受信した記憶があります。実家でFM多素子アンテナを立てていた頃の話でして、マンション住まいなので最近は縁がないです。

 最近ではradikoプレミアムで多くの民放FM局が聴けるようになりましたので、番組を聴くということ自体は可能になりました。そのような時代になっても、放送波で受信する意味はあるなと思っています。

 さて、今日の本題ですが、「時刻同期」です。以前の記事でも、時刻同期に関して書いたことがあります。40KHzと60KHzによるJJYの標準電波やNTP、GPSにより時刻を取得して、PC等の機器の時刻同期を実施します。SEIKO製のNTPサーバでもこれらの時刻源を使って、クライアント機器の時刻同期を実現させます。

 現在、SONYのFM/AM/ワンセグ音声チューナー付きICレコーダーや、SANYOのFM/AMチューナー付きICレコーダーを使っていますが、いずれもラジオ局の時報を利用して時刻同期を行います。FM/AMチューナーが内蔵されているわけですから、時報を利用しない手はないですよね。わざわざ標準電波を受信したり、GPS受信したりするのはコスト増につながりますしね。(^^;

 後者は1日1回同期しますが、前者は1日3回なんですよね。マンションだとAMの受信はつらいですが、NHKR1大阪はきれいに受信出来ますので、両方共同局で時刻同期させています。デジタル機器とAMチューナーはノイズの問題で相性が良くないですから、FMチューナーで同期させるというのはアリだと思います。IoT機器が増えてくると、どうやって時刻同期させるかという話もありますので、ラジオ放送波を上手に使うのも方法論としてはありそうですよね。