NW屋的日常徒然日記

ネットワークを専門にする元社内SEの日常とITネタ諸々を綴って行きます。

AMラジオ47局全局でワイドFM親局設置完了へ

 こんばんは。7payの話については、もう少し書いてみるつもりです。ただ、現時点では全容が分からないことと、次から次へといろんなことが出てきています。追い切れてなかったり、整理出来てなかったりということで、明日以降送りにします。<(_ _)>

 で、今日は別の話題です。日経xTECHの記事からです。

tech.nikkeibp.co.jp

 ついにAM全局出揃った(正確には「出揃うことになった」ですね)ことになります。長かったですよね。6年ほどかかったことになります。

 昔から、AMラジオの難聴取対策はいろいろなされていました。特に日本海側各放送局は夜間の大陸からの強力な電波の混信に悩まされていました。昔から北日本放送(KNB)は熱心に対策に取り組んでましたね。富山に本局があるのですが、こちらも夜間の混信はたいへんだったようです。テレビの音声多重放送の副音声を使ってラジオ放送を流していたということもあるようです。(ステレオ放送時は放送してなかったような話だったような…)

 まぁ、これもラジオ・テレビ兼営局だから出来る技なんでしょうが。(^^;

 それ以外にも、例外的にFMで中継局を作ったりしてました。これはワイドFMが始まる前の話です。

 そのような背景もありますから、ワイドFM導入は比較的早かったはずです。東京や名古屋の各局よりも早かったはずです。(大阪の各局は東京や名古屋よりも開始が遅かったです)

 海外からの混信以外にも、近年では電子機器のノイズの影響や、鉄筋の建物が増えたことにより、室内での受信環境が大幅に低下したということも影響しています。特に都市部ではAM放送を受信しにくくなったというのはあります。

 これらも大きな影響でしょうね。それ以外にも、東日本大震災東北放送のAM

ラジオ送信所が大きな被害を受けて、一時送信出来なかった(予備送信所からの送信になった)ということも影響があったとされていますね。

 ここに来てようやく、今まで目立った動きのなかった最後の3局(RFラジオ日本西日本放送高知放送)が開局に向けて動き始めたという状況です。

 それにしても、偶然でしょうか。この3局がNNN・読売系であることは。

 これでAMチューナー非搭載で、76~108MHz対応のFMチューナーのみの機器でもAM各局の放送(の内容)を受信出来るようになるわけですね。手持ちのSONYBluetoothイヤホンSBH50もワイドFM対応にならないものかと思います。(^^;