NW屋的日常徒然日記

ネットワークを専門にする元社内SEの日常とITネタ諸々を綴って行きます。

情報処理技術者試験直前ネタ(3) ~選択問題でどれを選ぶかの即時判断~

 こんばんは。今週は情報処理技術者試験直前ネタを書いて行きます。3夜目の今回は選択問題について書いてみようと思います。

 情報セキュリティマネジメント試験に関しては選択肢はありません。基本情報・応用情報・高度区分・情報処理安全確保支援士試験に関しては、一部選択の余地があります。いずれの試験に関しても、午前問題には選択の余地はありません。(全問解答せねばなりません)

 午後問題に関しては、区分によって異なりますが、選択の余地があります。特に選択を誤ると痛いのは応用情報だろうと思います。逆に言えば、的確な選択を行うことで合格が一気に近づきます。選択の幅が広いということもあります。応用情報の場合はアルゴルズムやプログラミングを回避して受験することも可能です。そういう意味では、「基本情報よりも応用情報の方が人によっては取りやすい」と言われる所以です。

 基本情報も選択の余地がありますが、絞り込んで臨む場合は当該分野を深く掘り下げて理解しておく必要があります。試験会場で「あ、これは解けない!」と思っても、逃げ場がありませんから、ある分野を最初から捨ててかかる場合は要注意です。

 こちらは高度区分の話になりますが、「解ける問題を選ぶのではなく、解けないと思える問題を捨てる」という考え方で臨むべきでしょう。午後1ですと、3問中2問解答ですから、2問選択するというよりは、1問捨てる選択法になります。もちろん、3問とも取れるのであれば、その場で選択してもいと思います。そうでない場合は、「これは無理!」という問題を速攻で切り捨てる判断力が明暗を分けることになりそうです。

 今日までは共通的な話題を取り上げましたが、明日以降は区分限定の話になるかもしれません。<(_ _)>