VAIO S11 LTE対応モデル用のSIMを検討する(概論編)
こんばんは。昨日は名古屋日帰り旅行でしたので、移動中の特急車内でAC電源コンセントがない不便さについて書きました。今日はLTE対応ノートPC向けのSIMについて少々考えてみたいと思います。
迷わずデータ通信専用格安SIMだ!
さて、LTE対応ノートPCを買ったはいいものの、SIMを挿さないと自宅外のWi-Fi環境のない場所ではインターネット接続出来ません。(当然ですね(^^;)
当たり前ですが、ノートPCにSIMはついてきません。となると、携帯電話キャリアと契約してSIMを入手する必要があります。
ここでのポイントは「MVNOの格安SIMで十分」ということです。スマホと違って通話するわけではありませんので、音声対応SIMは不要です。それにSMSも使いませんので、SMS機能付きデータ通信用SIMも不要です。
必要最小限のことが出来ればいいので、最もシンプルなデータ通信用SIMでOKです。
3GB程度のデータ通信用格安SIMで無問題
ノートPCでLTE通信する頻度はさほど高くないと思いますので、わざわざdocomoやauやSoftBankの大手携帯電話キャリアのSIMを高い金払ってまで使うこともないと思います。
新たに契約するのであれば、MVNOが提供する最大3GB程度のデータ通信用SIMで割り切ってしまっていいと思います。スマホの場合はサポートを必要とする場面も多いでしょうから、自力でなんとか出来ない人にとっては、大手携帯電話キャリアと契約する方が無難です。
しかし、タブレットやノートPCのように、音声系の利用がない場合はMVNOの格安SIMの方がいいと思います。普通、これらの機器はメインで使うわけではなく、サブ機として使うことが多いはずです。となると、使えない場面が出てきても、そこまでシビアに考えなくてもいいことになります。
ですので、携帯電話キャリアの手厚いサービスは必要なく、MVNO各社のデータ通信用SIMで十分かと思います。後者の場合、縛り期間はせいぜい1~2ヶ月程度(契約月か、長くて契約月の翌月まで)ですので、「他のMVNOに替えたい」ということが比較的しやすいかと思います。
選ぶ際の注意としては、「低速オンリーのSIMはストレスが溜まるので不向きだ」というところでしょうか。月450円程度の料金ですが、せっかくのLTEでの高速通信が利用出来ないのは勿体ないです。
既にMVNOの格安SIMを使っている場合は、現行プランでSIM追加という方法がベターです。新たに追加するとなると、上述のように3GBデータ通信専用のSIMだと900円が相場になっているようです。が、SIM追加だと最大500円程度の追加出費で済みます。中には無料で追加出来るMVNOもあるようですので、現在お使いのMVNOに確認されることをお勧めします。
どのプランでも複数枚のSIMを契約出来るMVNOもありますが、ある容量以上の契約でないと追加出来ないMVNOもありますし、そもそもSIMを追加するという概念のないMVNOもありますので、念のため確認された方が無難です。
今回は概論に終始しましたが、明日以降各論に入って行く予定です。