「iPadは迷わずセルラー+Wi-Fiタイプを買っておけ」という主張
こんばんは。先日「今までWi-Fiタイプを使っていたが、今回セルラー+Wi-Fiタイプを購入してみた。実際使ってみたら、セルラータイプは思いの外使い勝手がいい(意訳)」といったようなツイートを見かけました。「iPadを購入するなら、迷わずセルラー+Wi-Fiタイプを購入しておけ。差額は十分回収出来る。」という話でした。その後、関連ツイートを追ってみると、全員セルラー+Wi-Fiタイプ推しでした。むしろ、Wi-Fiタイプを推す人が見つかりませんでした。
確かにWi-Fiタイプは安いのですが、自宅外で使うとなると、テザリングに頼ることになります。フリーWi-Fiも本当に安全なのか?と言われると、何もしなければ危険ですね。(「VPNアプリは使いましょうね」という話ではありますが、それはここでは置いておきます。)
テザリングでインターネット接続は可能ですが、スマホのバッテリー消費も大きくなります。iPad側もバッテリーを消費することになります。あまりメリットがないですよね。それに、Wi-Fiタイプだと、外でインターネットに接続しようとすると、何段階かの手順を踏まないといけないという面倒さがあります。これがセルラー+Wi-Fiタイプだと、電源を入れればすぐにインターネット接続出来ます。
これも一度使いだすと、もうWi-Fiタイプには戻れません。LTE対応ノートPCもそうですが、外でインターネット接続する際に、起動したらすぐにつながるとうメリットは本当に大きいです。
Wi-Fiタイプでは後からSIMを挿すことは出来ませんし、USBドングルも挿せません。拡張性がありません。それに対して、セルラー+Wi-Fiタイプだと、SIMなしで利用することも可能ですし、いざとなったらSIMを挿して使うことも出来ます。そういう点でもセルラー+Wi-Fiタイプの方が有利だということは言えそうです。
SIMを挿す場合でも、必ずしもキャリアのSIMを挿す必要はなく、格安SIMと呼ばれるMVNOのデータ通信専用SIMを挿せば、月900円+消費税で収まります。十分割り切れる範疇ではないでしょうか。
他にはGPSの有無という点があります。Wi-FiタイプはGPS非搭載ですが、セルラー+Wi-Fiタイプだと搭載されています。このへんも用途によっては影響してくるかもしれませんね。
もう一つ挙げると、外出時のデータ通信を完全にiPad側でこなすようにしておけば、スマホ側のバッテリーを温存出来て、いざというときに電話があっても大丈夫というメリットもあるのかなと考えています。ある意味冗長化でしょうか。