ゴルスタもPCデポ同様の炎上対応の拙さが
こんばんは。今日もゴルスタとPCデポ界隈で新しいネタが出てきてますね。前者は公式Twitterアカウントを削除したとか、後者は古物商許可を得てない可能性があるから、中古品店頭販売を止めたとかいうような話が出てきています。
今日は昨日に引き続きゴルスタネタを取り上げます。今日のねとらぼに以下のような内容の記事がありました。
今日未明に公式アカウントが削除されていたそうです。よほど都合の悪い内容だったということなのでしょうか。炎上した際に発言を削除してしまって黙りを決め込むのは最悪の対応であることは過去の事例で立証されています。たとえ過去の書き込みを消したところで、どこかでコピーは残っていて、インターネットの海の中をさまよい続けています。「書いてしまったことはどうあがいても取り消せない」ということは肝に銘じておかないといけないはずなんですが…。
スクリップスの副社長も「ヒートアップしてしまったから」というのは、言い訳にしてはあまりにも稚拙だという印象を受けました。「ヒートアップしたら個人情報を勝手に公開していいのか?」というツッコミが入りかねません。謝罪としてはいただけませんでした。ここは変な言い訳せずに素直に謝っておき、今後同じことを起こさないようにするためにどうするかというようなことを伝えるのが最善の対応だと思います。
こういう方々は根底に「自分は悪くないけど、これだけ炎上したし形だけは謝っておくか…」という気持ちが透けて見えるので、余計に反感を買うのではないかと思われます。
そして、問題のスクリップスのトップページが酷いです。
これだけ見ると、一見「サーバへの負荷が大きいのかな?」と思ってしまいますが、ソースを見たら…。(下図参照)
なんと、スタティックなHTMLファイルw これで欺し通せると思っているあたりがどうしようもなく(ry
そこで、http://sprix.jp/recruit/staff.html を見てみると、ちゃんとコンテンツが表示されますね。(画像は出て来ないようですが)
「サイトが繋がりづらい状態になっています」と言いながら、簡単に繋がってしまったんですが。(^^;; こういう対応が信用を落としてしまう結果につながるんですけどねぇ。教育関係の会社だからこそ、こういうところで見え透いた小手先の嘘は拙いんじゃないでしょうか???
ゴルスタもPCデポもそうなんですけど、どちらも企業としてのITリテラシーとセキュリティがあまりにも低いなと感じます。炎上後の対応の拙さもありますし、「適当にお茶を濁してごまかそう」とか、「俺たちは悪くない」という気持ちが滲み出てしまっているのがどうもいただけません。炎上後すぐに上層部が出てきて誠実に謝罪する、即座に適切な対応策を出すといった基本的なことが出来ていない印象があります。
最も問題なのは、「世間がどう受け止めているか」ということを的確に認識出来ていないことでしょうか。世論をなめてかかっていると受け止められたら、さらに炎は大きくなってしまいます。そうなってしまったら手遅れです。
「どう受け止めているか」の前段には、「一体何が問題でこんなにも世間が怒っているのか?」ということを迅速かつ的確に分析出来ることが必要です。公式アカウントもそのへんが理解出来てないために、世間から大きな反発を招く結果になってしまいました。「俺様ルール」を公の場で押しつけたことも反発を買った要因の一つでもありますね。散々叩かれたらアカウント削除で逃げようとしたこともさらに印象を悪くしてしまいました。耳の痛い指摘に対してもきちんと向き合う姿勢があったら、もう少し違った印象を持たれたかもしれません。(あくまで仮定ですが)
非常に残念な対応だったなという印象でした…。