某企業が炎上してますが(2)
こんばんは。昨日はオフ会があった関係で、記事を書く時間が取れませんでした。<(_ _)>
と言ってる間にも、カネカ関連の進展はあったようです。まずは、カネカ側の「コメントは差し控えたい」という主張に関する記事です。Buzzfeedの記事からです。
https://www.buzzfeed.com/jp/ryosukekamba/ikukyu
そして、こちらは日経の続報です。
「当事者が元社員であるかどうか確認出来るまではコメントは差し控える」ということですが、昨今の炎上騒動の対応としては悪手ですね。
そうこうしている間に、社長からのメールがリークしていますね。これも社員が会社に対する不信感を抱いている表れなんではないでしょうか。
こうやって静観している間にも、さらに延焼して行きます。過去に炎上した組織では、出来るだけ早急に対応していました。会見時点で分かっていることを正直に話すようにしています。真偽のほどは後で確認するとして、とにかく世間を騒がしてしまったことに対してお詫びをしていました。続報が分かり次第、WebサイトやSNSや会見などで随時情報提供して行くというのが最近の正しい対応の仕方ではないでしょうか。
「自分たちが悪いと判明した時点で頭を下げる」というスタンスで、コメントを引き延ばしていると、世間の印象は悪くなりますし、「何か隠している」「クロなんじゃないか?」という見方が強くなってきます。そうこうしているうちに、上述のように日経が第二報を記事にしていますね。カネカ広報の対応は後手後手に回っている印象は拭えません。
最も気になっていたのは、育休に関するWebページの削除と、トップページを通常通り表示させないようにしていた点でしょうか。
広報は「削除していない」と言っていましたが、炎上を受けて日曜日に当該ページが速攻で削除されていた事実を見ると、リニューアルに伴って一時的に表示されなかったというのが苦しい言い訳にしか聞こえないですね。しかも、開発用のWebサイトが残っていたというのもアレですねぇ…。
普通に考えたら、「そう都合よくWebサイトをリニューアルするか?」という疑問が湧きますよね。個人的には「Webサイトリニューアルする前にhttps化(常時SSL化)の方が先決なんじゃないか?」とツッコミを入れてしまってました。(^^;
株価は3日は下がったようですが、4日は戻したようです。今回の影響があったのかどうかは、もう数日見ないと分からないでしょうね。