「不正プログラム書き込み」は誤認だという指摘が多数
こんばんは。愛知県刈谷市の女子中学生が無限ループURLを掲示板に貼ったとして、兵庫県警に補導されるという記事が出ていました。NHKニュースの記事からです。
まず、「不正プログラム書き込み」の疑いはありません。単にURLを貼ったに過ぎません。そういう意味では誤報なのかという印象です。
このあたりの詳細はITジャーナリストである三上洋さんのブログに記されています。
こちらの記事によると、ChromeもFirefoxもMicrosoft Edgeも普通にブラウザを閉じることで何の問題もなく終了させることが出来るのですが、Internet Explorerに関しては延々と表示されるそうで、タスクマネージャーで終了させるしかないとのことです。この記事を読んでいると、「兵庫県警は未だに古いIEを使っているんじゃないか?」と邪推してしまいます。(実際にネット上でもそういう意見を述べておられた方がおられました)
誤認補導と古いIE使用疑惑。兵庫県警も味噌をつけてしまったんじゃないかという風に見えてしまいます。
同じITジャーナリストでも、こちらの方は思いっきり炎上されています。高橋暁子さんのツイートがきっかけになっていました。NHKニュースの記事にコメントをつけていました。「10代らしく罪の意識に乏しい事例です」と呟いたがために大炎上の様相を呈しています。補導された=罪だという風に認識されているのかもしれません。あちこちから「罪ではない」というツッコミが入っていました。きちんと状況を理解せぬままツイートしてしまったのか、NHKの記事を鵜呑みにしてしまったのか…。SNSが専門だということのようですが、勇み足な印象が拭えません。
また、piyokangoさんのブログ「piyolog」にも詳しく書かれています。
警察もメディアも一部の「ITジャーナリスト」も、何が問題なのかをちゃんと理解していなかったことが露呈した事件でした…。