こんばんは。ゴルスタスマホアプリがApp StoreやGooglePlayから消えたようです。「とりあえず頭を低くして嵐が過ぎるのを待とう」的な発想が垣間見えるのがいただけません。
PCデポの方は古物商認可が取れていない疑惑が出て来るなど、両者泥沼にはまっている印象があります。ゴルスタ側に関しては一部ユーザが頑なな態度になっているようです。
いろいろ気になる点はありますが、もう少しまとまった時点で書いてみたいと思います。
今回は先日書いたテザリングをお願いしてきた人に関する続きを一般ユーザ向けに少し書いてみます。(時間的に余裕がありませんでしたので、複数回に分けて書きます。)
日本での一般的傾向なのですが、「形のないものに対する価値が適切に評価されない」ということがあります。特にPCやスマホに関するサポートに関しては「タダでやってよ。簡単なんでしょ?」などと言いたがる人もいるようです。
この考え方の延長線上に今回の問題があるのだと思います。テザリングではありませんが、他人の家の無線LANに平気でタダ乗りするケースです。
他人の家のインターネット接続環境を無断で使うのは立派な犯罪です。パスワード(キー)をかけていなかったので、タダ乗りされたケースです。タダ乗りする側も当然悪いのですが、パスワード(キー)を設定していないユーザ側にも問題はあります。
この例は無断で使ったケースですが、では「お願いして相手に同意を得られればいいのか?」という問題ですが、果たして本当にそうでしょうか?
たとえば、「近くに公衆電話がないので、ちょっとスマホ貸してもらえませんか?」とお願いされた場合、抵抗ありませんか?どこにかけられるか分かりませんし、極端な例ですが国際電話をかけられたらどうでしょうか?仮にそうではないにしても、見ず知らずの相手に自分の携帯電話番号が漏れてしまうかもしれません。(仮に発信者番号を非通知にしていたとしても、相手が意図的に186を頭に付けて電話したら漏れますよね。)
「思わぬ形で個人情報が漏れる可能性がある」ということが容易に想像つくと思います。「別にインターネット接続を一時的に提供する(してもらう)だけだから、問題ないんじゃないの?」と考える方もおられるかもしれません。もし、仮にテザリングをお願いしてきた相手がSNSで不適切な書き込みをしたとしたら、「書き込んだ端末のIPアドレス」として特定されるのは、テザリング接続を提供したあなたのスマホだということになります。
他にもテザリングをお願いしてきた人の端末がウイルス感染していたとしたらどうでしょう?どこかのサーバに勝手に(お願いして来た人の端末内の)データをアップロードしてしまっていたとしたら、同様に送信元IPアドレスがテザリング接続を提供したあなたのスマホということになります。(キャリア側からはテザリングにより接続した端末のIPアドレスまでは見えないので、あなたのスマホのIPアドレスということになります。)
要は「お願いしてきた人が何かやらかした場合に、テザリング接続させたあなたの責任が問われる可能性が高い」という問題があることを十分意識して下さい。
日付が変わりますので、続きは次回以降に…。<(_ _)>