NW屋的日常徒然日記

ネットワークを専門にする元社内SEの日常とITネタ諸々を綴って行きます。

【一般ユーザ向け】テザリングをお願いする側もされる側も問題あり(2)

 こんばんは。引き続きPCデポとゴルスタを追いかけているところですが、前者に関しては株価終値が692円とついに700円を割り込む展開になりました。そして、古物商許可未取得の可能性が出て来たというところのようですね。後者に関しては、読売新聞に続いて朝日新聞も勝手に個人情報をツイートしたことが報じられています。両者については引き続きウォッチして行きます。

 さて、昨日の続きになりますが、見ず知らずの人にテザリングをお願いされた場合、頼んだ側も頼まれた側も不幸になりますから、テザリングの依頼はしない/受けないということが重要であるという続きを書いてみたいと思います。

 たとえ話ですが、もし「コンタクトを落とした。眼鏡も自宅に置いてきた。よく見えずに困ってる。一時的にあなたの使っているコンタクトを片目だけ貸してもらえませんか?」と頼まれたらどうしますか?さすがにOKしませんよね。そもそも自分が装着しているレンズを他の人につけさせるというのは衛生上問題が大きすぎるというのは誰でも分かるお話ですよね。そして、片目だけではたいへんバランスが悪くなりますよね。(^^;;

 電話を貸すということが経済的にどれだけ持って行かれるか分からない話ですから、「公衆電話を探して下さい」というのが正解なのと同様に、コンタクトレンズの貸し借りも身体面に露骨に影響を及ぼす可能性がきわめて高いですからアウトですよね。

 インターネット接続環境という目に見えない一見問題が分かりにくい代物だけに、十分注意する必要があります。「身体に物理的ダメージを直接与えるという性質のものではないが、他人に貸し与えることはすべきではない代物である」と認識しておくのが正しいかと思います。

 以前書いた記事とも関係しますが、飲食店などでお客さん向けサービスの一環として自店で契約しているインターネット接続回線を無線LANで開放しているケースをたまに見かけます。サービスであるという発想自体はいいのですが、そのまま開放してしまうと、お客さんがSNSなどに悪意を持った書き込みをした場合、回線を提供した店側の責任を問われることになります。(昨日の記事と同じ形になりますね)

 ですので、インターネット接続環境の管理は厳重に行わないといけません。特に自宅の無線LANに認証なしで接続するなどというようなことは絶対にしてはいけません。踏み台やタダ乗りされる危険性が高くなります。無線LANテザリングを使用している場合は今一度接続環境を確認してみることをお勧めします。