こんばんは。今回は前回の続きになります。
(※ 2022/06/05 補足:IIJmio側が物理SIMで、povo2.0側がeSIMの場合は詰んでしまいますという補足記事を書きました。)
前回の記事はこちらです。
karasuma-kitaoji.hatenablog.com
povo2.0を物理SIM、IIJmioのeSIMを併用するという前提になります。前者から後者に切り替える際、後者側のAPN設定になぜか「povo.jp」が表示され、一々書き直さないといけない(場合によっては再起動が必要だったり)という面倒な状態に陥ってました。
「さすがにこれでは使い物にならない」ということで、あれこれ試行錯誤しました。
iPad mini 5で物理SIMに楽天モバイル・eSIMはIIJmioの組み合わせだった際は、両者共にAPN設定を一切記述しないということで(両者を切り替えて)使えました。
(楽天モバイル的には「iPadではAPN設定に『rakuten.jp』を記述せよ」とありましたが、記述すると逆に上手く行かないという問題がありました。また、IIJmioのeSIMに関しては、他のサービスと違って「APN設定や構成プロファイルは不要」ということだったので、記述しませんでした。)
そのような背景の違いで、同じようには行きませんでした。
そこで、逆にIIJmio側のAPN設定に明示的に記述してみることにしました。以下の通りです。
なお、この画像ではパスワードが空欄になっていますが、実際には入力してあります。(このあたりの情報はIIJmioのWebサイトを御参照下さい)
本来なら、「モバイルデータ通信」の項目だけでもいいようですが、念のため「LTE設定(オプション)」と「インターネット共有」にも記述しておきました。
「前者を入れておかないと3Gでしか接続出来ないかもしれない」という可能性もあったので、念のため記入してあります。
こちらの設定を保存してpovo2.0に切り替えた後、povo2.0側が正常に使えることを確認しました。
その後、IIJmioのeSIMに切り替えた際、問題なく使えることを確認しました。その後、何回かSIMの切替を行いましたが、接続出来ないという症状は発生しませんでした。
ということで、現在はストレスなく両方のSIMを状況に応じて切り替えて使っています。