NW屋的日常徒然日記

ネットワークを専門にする元社内SEの日常とITネタ諸々を綴って行きます。

【個人的見解】30代~40代のうちにやっておいてよかったと思うこと(その4・後編)

 こんばんは。以前からお知らせしてました「30代~40代のうちにやっておいてよかったこと」の続きを書いてみることにします。前回の記事はこちらです。

karasuma-kitaoji.hatenablog.com

 前回の記事に出て来ましたインフラ勉強会も、情報処理安全確保支援士会も50代になってからの関わりでした。<(_ _)>

 このへんも20代後半から30代以降で養ってきた「他コミュニティに関わってきた経験」が下地になっています。こうして考えると、いきなり50代で関わろうとしてもぎくしゃくしたんじゃないかという気がします。

 「(自分自身の)年齢が上がってきて、周囲が10歳~20歳以上年下の方々に囲まれた際に、どういう立ち振る舞いをすべきか?」という問題に直面します。自分の年齢に近い人たちとしか接していないと、距離感の取り方が分からずに苦労します。

 上から目線は論外ですし、よそよそしくし過ぎると、周囲から腫物扱いされるという風になりかねません。「どうやって程よい距離感を保つか?」というのは、20代~30代の頃に40代・50代の方々との接点を持っていたことが良かったと考えています。

 40代・50代の方々がどのように接して下さったかというのを参考にしつつ、自分が50代になった際の立ち振る舞い方の参考になっています。

 ここで得たのは、「決して偉そうにせず、ツッコミ入れられるだけの適度な隙を作って見せる」ということだと認識しています。20歳も違うと、上司や自分の親の方が世代的に近くなります。物の見方も考え方も経験値も異なります。これらを決して押し付けずに、20代・30代・40代の方々の物の見方や考え方などを素直に受け入れられるかどうかが重要です。これも突然出来るようになるものではなく、日々の積み重ねが物を言います。

 50代になると、どうしても考え方が硬直してきます。「自分の考え方を押し付けない」「相手の意見を素直に受け入れる」ということがいい方向につながって行くものと信じています。