(小ネタ)iPad mini 5での楽天モバイル物理SIM+IIJmio eSIM運用に変更
こんばんは。5月からIIJmioのギガプランに移行しました。ギガプランとしては安くなったのですが、ファミリーシェアプランで使っていた頃のように、各機器で容量をシェア出来ないのがつらいところです。
データシェア機能は6月提供開始ということなので、今月はiPhone・iPad・VAIOと個別の運用になってしまいます。(この点が少々つらいところではあります)
楽天モバイルの1年間無料期間が6月末で終了することもあり、「どれぐらい使うのか?」が4月のギガプラン移行時点では読めませんでした。新旧料金を比較して、ファミリーシェアプランの倍の容量である24GBで考えてみることにしました。
【各機器のデータ通信容量の割当を考えてみました】
ここで悩んだのは、各端末毎の仮の配分です。「結局括ってしまえば一緒だろう」と料金を確認する前は考えていました。しかし、そうではないことに気づきました。
- 音声8GB
- データ8GB
- eSIM8GB
だと、(1,380+1,280+1,000)×1.1=3,660×1.1=4,026円 ということになります。
これを以下のように割り当てて試算してみました。
- 音声20GB
- データ2GB
- eSIM2GB
この場合、(1,880+680+400)×1.1=2,960×1.1=3,256円になります。音声2GB・eSIM20GBにしても同額になります。ただ、iPhoneの使用頻度とiPadの使用頻度を考えると、前者の方が現実的かなという判断でした。
【1ヶ月2GBではiPad側の利用が少々心許ないです】
そこで少々考えてみました。iPad mini 5では、物理SIM側はIIJmioのau回線SMS対応SIMを使っていて、eSIM側は楽天モバイルを使っていました。
IIJmioのeSIMを使いつつ、物理SIMスロットを有効に使いたいということで、楽天モバイル側を物理SIMに変更して、IIJmioのeSIMを契約しました。
両方ともeSIMでもいいと言えばいいのですが、iPadの場合、両方とも「有効」と表示されるので分かりにくいという判断もありました。(切り替えが面倒そう)
楽天モバイルの物理SIMが無事届き、早速試してみましたが、楽天モバイルに切り替えた際にアンテナピクトが表示されず、通信出来ない状態でした。IIJmioのプロファイルを削除しても解決せず、悪戦苦闘していました。
フォロワーさんからTwitter上でリプをいただき、「my楽天モバイルでの開通作業が必要かも?」ということでしたので、早速試してみました。
すると、無事にアンテナピクトが表示され、APN設定することで問題解決しました。それまでにiPhone SE 2に挿してみてもダメだったので、物理SIM自体の問題か?と思っていたのですが、そうではなかったようです。
「物理SIMに交換した際には、my楽天モバイルでの開通作業を行う」ということのようです。eSIMの場合はこれを実行した記憶がないのですが、オンライン上で確認出来るという意味なんでしょうね。(物理SIMの場合は事情が異なるのかもです)
【楽天モバイル・IIJmio各SIMの動作確認作業】
iPhoneでの楽天モバイル+IIJmioの組み合わせ記事は割と見かけるのですが、iPadはあまり見かけませんでした。そこで、備忘録代わりに書いてみることにします。
まずは、物理SIM側(楽天モバイル)です。
「モバイル通信プラン」が「SIMカード」になってますね。楽天モバイルはiPhone6s以降には対応していますが、iPadは未対応です。そのため、キャリア名が表示されないという状態になります。5G対応のiPad Proが発売されたことですし、iPadの早期対応を期待します。
「ネットワーク選択」は「Rakuten」が表示されます。「自動」を意図的にOFFにして、一番上に表示される「Rakuten」にチェックを入れます。そうすると、楽天モバイル自社回線を掴んでくれます。
続いてIIJmio側です。「モバイル通信プラン」の切り替えに若干時間を要します。こちらもキャリア名が表示されないんですね。iPhone同様にプラン名のリネームが出来るように改善を期待します。>Appleさん
「ネットワーク選択」はIIJと表示されます。ここはdocomoではないんですね。このへんはフルMVNOの強みだなと感じました。
なお、APN設定は楽天モバイル・IIJmio共に直接記入しています。IIJmio側はAPN構成プロファイルの利用も可能です。ただ、その場合は、先にIIJmioのeSIMをインストールしておき、プロファイルをインストールします。その後、楽天モバイルの物理SIMを挿してAPN設定を手入力します。これで無事に両方共通信出来ることを確認出来ました。
APN設定の優先度については、以下のURLに詳しく記載されています。
- APN構成プロファイルは片方しか適用されない
- 手入力APN設定が最優先
- APN設定がない場合は構成プロファイルを参照
このあたりを押さえておけば大丈夫なようです。