NW屋的日常徒然日記

ネットワークを専門にする元社内SEの日常とITネタ諸々を綴って行きます。

インターネットを最大限に活用した2政党(2)

 こんばんは。昨日の続きです。なんか最近落ち着いて記事を書く余裕がないです。いけませんねぇ…。なんとか時間を捻り出したいところです。orz

 さて、昨日の続きになります。昨日の記事はこちらです。

karasuma-kitaoji.hatenablog.com

 NHKから国民を守る党とれいわ新選組の2党がインターネット、とりわけSNSを上手に活用してきたという話をしました。今日は前者のNHKから国民を守る党について書いてみます。

 選挙期間中は色物扱いされてましたね。あの政見放送インパクトがありましたね。「不倫路上カーセックス」を連呼してましたね。あの部分のみを取り上げて、「こんなやつに(ry」みたいなことを言う方々も結構おられました。

 が、きちんと全て聞けば真っ当なことを主張していることも分かります。それ以前に、地道な活動を続けてきてました。地方議会で立候補者を出し、議席を確保していることもありますが、以前から該当演説で「NHK集金人を撃退するステッカー」や電話相談窓口を設けて対応したりというような積み重ねがあったことが100万票以上の得票につながったのだろうと思われます。

 上述のように、インパクトのある台詞で注目を集めていますが、あれも計算なんだろうと思います。SNSで拡散されるであろうということを想定した構成。一部分だけ切り取られることを分かった上での中二病的キャラ演出。如何にしてネット社会で注目を浴びるかといういう露出の仕方を徹底的に計算した結果なのでしょう。他の候補者もYouTube上で募集したというあたりも、今時のネット社会の選挙戦だなと感じました。

 色物のように見えるものの、きっちりとしたドブ板的活動が根底にあるということを理解している人がどれだけいるんでしょうか。

 と、シングルイシューで訴えること。特にNHKスクランブル化を訴えるというのが分かりやすいですし、不満を持っている人が多いということを今までの活動でしっかりと掴んでいるのだなという印象です。

 戦略を持ったネット活用選挙。まさにそんな言葉がぴったりだった今回のN国党。

 さて、明日はれいわ新選組のネット活用選挙を自分なりに分析してみます。