インターネットを最大限に活用した2政党(3)

　こんばんは。昨日の続きになります。昨日の記事はこちらです。

karasuma-kitaoji.hatenablog.com

　決してどこかの政党に肩入れしているわけでもありません。（基本無党派です）是々非々で捉えてますので、そのあたりは御理解のほど宜しくお願いいたします。<(_ _)>

　さて、本題に入ります。昨日はNHKから国民を守る党（通称：N国党）のインターネット活用戦略について、自分なりに分析してみました。

　今回はれいわ新選組について少し考察してみます。個人的には「山本太郎個人商店なのかな？」と思っていました。結党から2ヶ月ほど（元号が5月に変わってからですし）でここまで党勢を伸ばしたという点が気になりました。「いくら東京選挙区で当選出来るだけの票を取れても、比例で3枠は無理だろう…。」と思っていました。それが2議席確保＋政党要件クリアですから…。

　まずは街頭演説の動画でしょうか。フルバージョンだけでなく、抜粋ものもあったようです。これをTwitterで拡散されていたということも大きかったようです。リツイートも多く、人目に触れる機会も多かったようです。地盤・看板がないとなると、組織選挙は出来ませんから、草の根になるんでしょうね。ユーザーの心を掴む動画をコンパクトにまとめて流す。地道に語りかけて根気よくこまめに発信する。ネットサポーターを増やして行くアプローチの上手さはあったのかなと感じました。

　他の政党が中高年を中心に従来型の選挙活動を行っているところを、この2党はその逆を突いてきました。既成政党が取り切れなかった層に上手くリーチ出来たのでしょう。ある意味ブルーオーシャンでしたし、どうすれば、ネット上で注目を集めることが出来るかを知り尽くしていて、しっかりと分析した上できっちり行動していたことが勝因なのではないでしょうか。