NW屋的日常徒然日記

ネットワークを専門にする元社内SEの日常とITネタ諸々を綴って行きます。

mineoがSIMフリー版iPhone7/7Plusを発売する模様

 こんばんは。システム監査受験に向けて少しずつ勉強を進めてますので、この場を借りて不定期にシステム監査ネタを書いてみようかと考えているところです。ブログ執筆時間を勉強時間に向けると、一石二鳥ですしw

 さて、本題に移ります。タイトルにもありますように、mineoがSIMフリー版iPhone7/7Plusを取り扱いを開始するという記事です。ITmediaからです。

www.itmedia.co.jp

 今までのMVNOですと、SIMのみの取り扱いで端末は自分で調達してくるという流れでしたが、MNOと同様に端末とSIMをセットで販売するようになってきました。それでも、iPhoneを取り扱うというケースはほとんどありませんでした。なので、iPhoneを使いたいユーザは、AppleStoreで新品を買ってくるか、docomoiPhoneを使うか、SIMロック解除したau,SoftbankiPhoneを使うかの三択でした。

 過去にもiPhoneを販売したことのあるMVNOもありましたが、あまり話題にはなりませんでした。それに、取り扱った端末が1~2世代前の機種でしたので、さほど飛びついた印象もなかったです。

 今回の事例は1世代前の機種iPhone7/7Plusではありますが、既に販売されていない256GBを取り扱ってくれてるのが気になりました。「最新機種でなくてもいいんだけど、256GBモデルがないのがなぁ…」と思っていただけに、やるなと思いました。

 で、ここから話が少し変わって、現在700社ほどあると言われているMVNOも戦国時代です。各社生き残りをかけて、様々な方向性を模索しています。FREETELのように事業を売却するケース、BIGLOBEKDDIに買収されました。IIJmioのようにフルMVNOを指向するケース、ソラコムのようにIoTに特化するケース(KDDI傘下になりましたね)など、それぞれの進むべき道を見出しているように思えます。mineoの場合はユーザ目線でのサービスをセールスポイントにして行くのだろうかと思えた記事でした。

 気になるのが、ここで名前の出て来なかった事業者が今後どのような点を売りにしてくるのかという点です。特に何もない、価格だけの事業者は撤退or買収の流れになって行くのではないでしょうか。OCNがどういう動きに出るのかと、MNO化を目指すと宣言した楽天モバイルの動向に注目してみたいと思います。