Apple Watch series 3 LTEタイプはMVNOでは使えなさそうです
こんばんは。昨日は時間的余裕がなかったので、詳しい記事を書けませんでした。今日は少々出遅れた感がありますが御容赦下さい。<(_ _)>
Apple Watch series 3 LTEタイプはeSIMなんだそうです。最初「eSIMって何?」と思って調べてみました。「組み込み型SIM」だとか、「ソフトウェア的に情報を書き込む形のSIM」だとかいったような表現を目にしました。
ということは、物理的なSIMを挿せない!(当然)
「キャリアとの契約が必要で、同一電話番号をシェア出来ます」とあります。まぁ、iPhoneをdocomoで契約して、Apple Watchをauで契約するというのはダメだろうというのは容易に想像がつきます。(「同一キャリアでの契約」とAppleサイドが言及してました)
そこで、MVNOのSIMでiPhoneを使っていると、「docomoの回線を使っているのだから、使えるのでは???」という淡い期待を抱いてしまいます。
しかし、上述のように「ソフトウェア的に情報を書き込む」という点で、docomoの回線を借りてサービスを提供しているMVNOの情報が書き込まれているとは考えにくそうです。それに、APN設定をどこでするのか?という問題もあります。
IIJmioのコメントに注目が集まっているようです
そこで、MVNOの中でも技術的検証に熱心なIIJmioがどういう見解を示してくれるのかたいへん興味があります。もちろん、出来てくれれば嬉しいですが、そうでなくても「こういう理由でダメだ」ということを公表してくれれば、それが突破口になるかもしれません。現時点では「実機が入手出来ないので分からないが、厳しいのではないだろうか」というニュアンスのコメントを出しています。
IIJmioのコメントも含めて、すまほん!の記事ではそのあたりを簡潔にまとめた記事を書いてあります。
記事中にもあるように、フルMVNOになれば可能性も出て来るのではないかとの見解です。確かに自由度は上がりますからねぇ。フルMVNOになると。その根拠について書かれているのがこちらの記事です。ITmediaからです。
独自eSIMプラットフォームが用意出来れば、ハードルをクリア出来るようです。同一電話番号をiPhoneと共有するということから、契約者管理システムが必要になるようで、これをキャリアに頼らずに自前運用出来ればApple Watch対応も視野に入りそうです。近々IIJmioもフルMVNO化しそうですし、今後の展開に期待してみましょう。
あとはキャリア側がMVNOに対してeSIMを(制限付きで)開放するかどうかということもありそうです。