「転職エントリみたいなもの」が書けるかも
こんばんは。連載の続きやシステム監査技術者試験の話も含めて、いろいろ書きたいことはあるのですが、個人的に気になっているのが、最近よく見る「退職エントリ」や「転職エントリ」ですね。いろいろ考えさせられることもあり、私自身も書けそうなことはあります。ここで言われているような「退職エントリ」や「転職エントリ」のような格好のいいものではありませんが、50代前半のおっさんなりのドキュメントとして、いずれ50代を迎える若い方々の参考になればとも考えていたりしています。
現在思案中ですので、もう少々お待ち下さい。
(とは言いながら、まだ道半ばなのかもしれないと思う昨今です)
退職後に全データを消去した元システム管理者
こんばんは。この記事が一時トレンド入りするぐらいの勢いがありましたね。こちらは産経新聞の記事からです。
こういう話は時々ネタとしては出て来るものの、「ホンマにやるやつおらんやろ~!(CV:大木こだま)」と皆思っていたフシがあるのではないでしょうか。
そしたら、本当にやった人が出てきて大騒ぎになりましたね…。TLを追っていると、「犯罪自体はNGだが、容疑者には同情する」という風なツイートが散見されました
これ、問題が2点あると認識しています。
1つは適切な報酬と評価がなされていなかったこと。もう1つは容疑者退職後もIDとパスワードがそのまま放置されていたこと。これらに尽きると考えています。
前者は容疑者の供述で「社長や会社に恨みがあった」というような話がありました。いわゆる「1人情シス」というやつではないのでしょうか。相談相手が他におらず、仕事だけ押し付けられ、誰からも評価されないというようなことがあったのではないかと推察しています。当然、給料も低く抑えられていたのかもしれません。これで容疑者の不満と怒りは絶頂に達していたのでしょう。(推測)
後者ですが、システム管理は容疑者に完全に丸投げだったのでしょうね。誰も手を付けられない状態に陥っていたのでしょうか。それで、IDやパスワードを変更出来なかったのかもしれません。あるいは、誰も関心がなく、「別にどうでもいいや。動いてるし。」ぐらいの認識だったのかもしれません。
それ以前に「まさか不正アクセスや情報漏洩なんて、うちの会社で起きるわけがない」と思っていたのかもしれません。
少なくとも情報セキュリティ対策は出来てなかったことは明白です。完全丸投げ状態ということは、後進の育成なんて考えてなかったのでしょうね…。
情報をきちんと管理出来ないという時点で、いろいろ問題があると感じました。大事な情報を預かっているシステム管理者には、適切な処遇は必要ではないでしょうか。
いや、システム管理者に限ったことではないのですが、人間「評価されてない」「見捨てられてる」と思うと、離れていったり、こういう極端な行動に出る場合もあるのだなと感じる事件でした。
さすがに楽天モバイルは一気に本格展開とは行かないという見方で一致していた
こんばんは。書き損ねたまま寝かしていた記事ですが、今日はこの記事を取り上げます。こちらはimpressの記事からです。
楽天モバイルが10月にMNOとしての営業開始予定だったのが、蓋を開けてみると正式サービス展開が無理だということになりました。結果として、東京23区内・大阪市内・神戸市内(名古屋市内も?)の在住者限定5000人がモニターとしての利用という形になりました。来年4月からの営業を予定しているみたいではありますが、「実際にどこまで電波が飛んでいるのか?」という話になりますよね。
基地局の数が十分確保されていないことにより、建物内部だと厳しいとか、auローミングでどうにか…というような記事も見かけたことがありました。
「5Gに絞って基地局展開するので、意外とコストはかからない」というような話も以前していたような記憶もあるのですが、その前に基地局の確保というハードルが控えていたというオチでした。ネットワーク仮想化もいいのですが、基地局が適切に確保出来てないとどうしようもないですよね…。
ということで、楽天モバイルについては引き続きウォッチして行きます。
iOS13.2.3/iPadOS13.2.3にアップデートしてみました
こんばんは。ちょっと時間が空いてしまいましたが、今回はiOSとiPadOSアップデートに関する話題です。こちらはITmediaの記事からです。
iOS13.2.3とiPadOS13.2.3がリリースされました。13系になってから、やたらとアップデートリリースの頻度が高くなっているような印象です。今までここまで頻繁にアップデートされたことはなかったように記憶しています。iOS13の段階で見切り発車的な要素があったとも言われています。iOS 14からは開発手法を変えるとかなんとかいうような話もあるようで、このへんの記事を探しておきます。
さて、今回はメールとメッセージに関する問題の修正だそうです。どちらかというとバグフィックスみたいですね。私自身はアップデートしてみましたが、特に何か変わったという印象はないですね。
Appleがデフォルトで提供している機能を使っていなければ、あまりピンと来ない面もあろうかと思います。
「OSは最新にしておいたほうがいい」という声がある反面、「様子を見たほうがいい」という声も少なくありません。セキュリティアップデートであれば、迅速に対応すべきでしょうが、そうでない場合はSNSなどで実際にアップデートを適用した人の声を聞きつつ、アップデートを実施するタイミングを検討するのが良さそうですね。
新快速Aシートに乗ってきました(続き)
こんばんは。昨日の続きになります。B-1グランプリを見に(食べに)行くのに、明石まで新快速に乗ったわけですが、偶然にも行き帰り共にAシートにと連結車両でした。
平日・休日共に2往復ですから、まず乗る機会はないですね。通勤時間帯に走っているかというと、そうでもなく、使いにくい時間帯に設定されているような印象でした。(まぁこれも運用の都合上やむなしなのでしょうが)
1回乗車ごとに500円。(税込) ここは消費税が10%に上がっても値上げされませんでした。(ホッとしました) 「1回乗車ごと」なので、新大阪〜大阪間でも、京都〜姫路間乗車しても500円というところがポイントでしょうか。
最初戸惑ったのは、乗車口から乗って、乗務員の方に「明石までお願いします」と500円渡そうとすると、「着席されてからでいいです」と言われました。座ってから、500円を払い、改めて行き先を告げました。
で、乗車整理券を前のホルダに入れておき(検札用に?)入れておき、降車時に持って行くという仕組みのようです。
車内にはWi-Fiが整備されていて、メールアドレスを登録して利用するという仕組みです。ちょっとだけ面倒くさいですが。(^^;;
肘掛の先端に全席AC電源コンセントがついています。これは在来線特急や新幹線普通車にはないサービスなので、これだけでもメリットは十分にあるなと感じました。(スマホやタブレットの電源切れはある意味死活問題ですし)
通常車両と違って、リクライニングシートというのはいいですね。これが在来線特急車のお古を使っていたとは言え、楽ですよね。と、テーブルもあるので、軽食を食べたりドリンクを置くのにもいいですよね。まぁ、通常車両では飲み喰いは拙いですが。(^^;;
昨日は7割程度埋まっている感じでしたが、「余分に払えば座れる」という安心感はいいですね。来春のダイヤ改正でもう少し増えてくれればとは思います。
「再委託」と「不正アクセス」というパワーワード
こんばんは。今回は不正アクセスネタです。以下はScanNetSecurityの記事からです。
単に「不正アクセスを受けた」というだけではなく、「再委託先のサーバが不正アクセスを受けて一部情報が削除された」という点です。
「不正アクセス」「再委託」という2つのパワーワードが並んでいます。日本スポーツ協会が電通と契約した時点で、再委託を許可していたのかどうかというのがここでは読み取れませんでした。もし、無断で再委託されていたとすると、発注元は再委託先をコントロールしようがありません。そもそも再委託されていることを知る由もないという問題がありそうです。
「情報セキュリティ対策の一層の強化」とありますが、一体どうするんでしょうか?
再委託を許可する契約だったのか、そうでなかった場合は電通がアウトですし、許可していたとした場合、一次委託先が再委託先を適切にコントロールする責任を負うことになります。再委託先選定時に適切な情報セキュリティ対策がなされているかを確認する必要がありそうです。
発注先がコントロール出来なくなるという点を考えると、ここは再委託禁止事項を盛り込むべきではないでしょうか。発注側が委託先の情報セキュリティ対策について、きちんと確認する必要はありそうです。どうも他人事のように電通が考えていそうに受け取れる印象を抱かせる記事でした。
ある程度自前で対応するということも考えないと拙そうです。