LINEモバイルの苦しい台所事情
こんばんは。今日はLINEモバイルについて少し書いてみることにします。以下の記事は日経XTECHからです。
先日、LINEモバイルがSoftBank傘下に入るというニュースが報道されました。この件について以前記事を書きました。こちらです。
karasuma-kitaoji.hatenablog.com
SoftBank入りする前から相当経営が苦しかったようです。やはり最も影響が大きかったのは、SNSカウントフリー機能だったと推測されます。予想以上にSNSカウントフリーを利用するユーザが多かったということでしょうか。差別化しにくいMVNO市場において、SNS利用に関して契約容量対象外とすることは集客効果はあるかもしれませんが、経営を圧迫することになるのは間違いありません。ある意味麻薬みたいなものだと言えそうです。あまりにも利用する人が多いと、カウントされずとも「遅い」「つながりにくい」というようなクレームが出て来ることは容易に想像がつきます。
ここで帯域を増強すると、コスト上昇要因→経営圧迫につながります。かといって、帯域を絞り込んだり、「通信の最適化」を実施したりすると悪評が立ってしまうという問題があります。
どちらを選択しても確実にいばらの道になることは明白です。にっちもさっちも行かなくなって、SoftBankに救いを求めたということなのでしょうか。
しかし、その代わりにOCNを敵に回してしまったことで、失うものも多かったのではないかと推察します。すぐにSoftBank回線のMVNOになるというわけにも行かないでしょう。現ユーザはdocomo回線であることを前提に利用しています。SIMロックフリー機ならともかく、docomo回線用にSIMロックのかかった端末を使っている場合は少々厄介でしょうね。その端末がSIMロック解除義務化前の端末だと…。
【weekend edition】行きつけの居酒屋が営業日縮小していたので…
こんばんは。SSLサーバ証明書問題はいろいろ気になっていましたので、土曜日に食い込んでしまいました。もう少し調べて後日記事を書いてみます。
さて、今日のネタです。夫婦でよく足を運ぶ居酒屋があるのですが、昨年暮れの土曜日に行ったら、「すみません。土日祝日は定休日にさせていただきます」という張り紙を見て、「土曜日は行けないのがつらいなぁ」と嫁さんと言ってました。
そんなこんなでなかなか行けずにいました。最近別の日に店の前を通ったら、「水曜・土曜・日曜・祝日は定休日とさせていただきます。」とありました。最後に土曜日に行ったのは昨年11月ぐらいだったかと思います。女将さんが病み上がりで復帰直後でした。そのときは詳しいことを聞くことはなく、「復帰されてよかったです!」と挨拶して終わったのですが、店に行くきっかけがなくずるずると来てました。定休日が増えているので、「もしかして、女将さんの病状が悪化?」と嫁さんと2人でざわざわしていました。「どうか無事であってほしい」と思い、金曜日にちょっと覗いてきました。
既に「支度中」の看板がかかっていたのですが、ドアは開いていたので、ちょっと声をかけてみました。そこにはスタッフに混じって働いている女将さんの姿が!
元気そうな姿でホッとしました。命に別条がないとのことで胸をなでおろしました。「また来て下さいね~」と言っていただき、「今度は2人で来ます」と答えて店を後にしました。近いうちに時間を見つけて足を運んでみようと思っているところです。
【weekend edition】今日はつボイノリオ記念日だそうです。
こんにちは。今日は6月9日。ついに正式に認められたんですね。「つボイノリオ記念日」。日本記念日協会のwebページにしっかり掲載されています。(なぜ6月9日がつボイノリオ記念日なのか、良い子のみんなは決してググっちゃダメだよw)
以前からラジオでつボイノリオ氏は「6月9日は私の日だ!」と熱弁しておられました。「聞けば聞くほど」ではこの日になると、リスナーさんが「大事なこのなので69回書きました」とか、「69通送りました」とか、69に絡めたネタを送るのがお約束になっています。(定番ですからね。←このへんは昔からですがw)
「つボイノリオの聞けば聞くほど」は月曜~金曜 9:00~11:55にCBCラジオで放送されてますので、6月9日はある意味特別な放送になるのですが、今年は残念なことに土曜日なんですよね。(^^;
しかし、イベントは翌日にあるらしいです。(今日ではないのは、つボイ氏が京都のラジオがある日なのでは?と推測してます)CBCラジオ radichubuからです。
つボイノリオ氏69歳を迎えた今年のつボイノリオ記念日は特別な日でもあります。今回は特に派手にイベントを行うようです。明日6月10日14:00からCBCホールで開催されるそうです。
SSLサーバ証明書の善し悪しの判断とは?
(お詫び:今日の記事は【weekend edition】ではないです。<(_ _)>)
こんばんは。森永乳業がLet's EncryptのSSLサーバ証明書を使っていることについて、賛否両論渦巻いています。まずは、問題となった森永乳業のHPを参照してみましょう。こちらです。森永乳業の通販サイトです。
https://kenko.morinagamilk.co.jp/
証明書のパスを見ると、確かにLet's EncryptのSSLサーバ証明書であることが分かります。
因みに森永乳業本体のWebページはこちらです。
こちらはhttpsではなく、httpなんですね。最近の常時SSL化が浸透している状況を鑑みると、「通販サイトはhttps化の必要はあるけど、本体は公開情報しか置いてないし、httpでいいだろう。https?出来るだけコストはかけたくないよなぁ。え?無料でSSLサーバ証明書発行してもらえるの?Let's Encrypt?それでええやん!それでやって!」というようなやり取りが繰り広げられたのかなと邪推しました。(^^;
ここで、「東証一部企業が無料証明書(Let's Encrypt)使うってどうなん?」という主張がありました。これに対して、「無料証明書(Let's Encrypt)だからといって、何の問題もない!有料か無料かということは証明書の信頼性には全く関係ない!」という反論がありました。
Twitter上なので、140文字以内で表現しないといけない制約があります。両者の意見を自分なりに想像して補完してみると、両者の主張に納得しました。
補完した内容ですが、「SSLサーバ証明書」の種類にも3種類あります。このへんは後日書いてみる予定です。DV、OV、EVの3種類存在します。左→右の順に取得のハードルが上がります。詳しくは以下のカスペルスキーのブログを御参照下さい。
SSLサーバ証明書は3種類あると上で述べましたが、有料と無料の2種類が存在します。有料ですと、Symantec(今はデジサートになりましたが)や、グローバルサインなどの有名どころの証明書の他に、RapidSSLをはじめとする格安証明書もあります。
無料証明書はLet's Encryptが最も有名ですね。両者の違いについて、さくらのwebサイトで説明がなされています。有料/無料問わず、「ドメインの存在を証明する」という意味では何ら変わりません。基本機能においては両者ともクリアしていますので、決してLet's Encryptはダメだという話ではないということです。
個人的には腕時計と似ているなと思っています。「社会人になったんだから、それなりの価格の腕時計を身に着けておけ」と言う中高年が存在します。100万円の腕時計と1万円の腕時計の違いは一体何でしょうか?
時計の最も重視される性能は「正確さ」ではないでしょうか。1日に30分もずれる時計なんて何の値打ちもないと思います。「100万円の腕時計が1万円の腕時計の100倍正確なのか?」と聞かれると、そんなことはありませんね。100万円のゼンマイ式時計よりも、1万円の電波時計&ソーラーバッテリーの方が正確性は高いですし、メンテナンスの手間もかかりませんね。
「Let's Encryptってどうなん?」と言い放つ人の思考回路は、高い腕時計を着けておけという人の思考回路に似てるのでしょうね。
なので、無料証明書だからダメだという話ではないです。しかし、こういう事故があると、「ほら見ろ!セキュリティコストをケチるような組織だからこんなことになるんだ!」と言い出す人が出て来るということでもあるんでしょうね。(この両者は全くの別物なんですけどね。そういう意味では風評被害ですよね。)
なので、両方の言い分は理解できるんですよ。付帯条件を考慮すれば納得です。
SSLサーバ証明書関連の記事書きかけです。<(_ _)>
こんばんは。昨日は家事やインフラ勉強会オフラインイベント参加申込最終日ということもあって、バタバタしていました。(特に大阪会場の参加呼びかけに力を入れていたこともあって、時間的余裕がありませんでした。60人定員のところを46人もの方々に参加申込いただいて、たいへん感謝しております。)
家事とインフラ勉強会オフラインイベントプロモーションで大半の時間を占めてしまい、ブログ記事が途中になっています。<(_ _)>
今回はSSLサーバ証明書関連の記事を書きかけていました。今日中にアップ出来るように計画中ですので、今しばらくお待ち下さい。
また、インフラ勉強会オフラインイベント大阪会場の様子も後日レポートしますので、そちらの方もチェックいただければ幸いです。
IT人材増に向けた政府の施策はどうなのか?
こんばんは。IT人材育成に関する記事がありました。NHKニュースからです。
「2025年までに毎年数十万人規模で育成する」とありますね。ここで言うところの「IT関連人材」とはどれぐらいのスキルを持った人材を想定しているのかは、この記事からは読み取れませんでした。ITパスポート合格レベルの人材を数十万人排出を想定しているのか、情報工学に関する博士号取得者を数十万人輩出するのかで全く意味合いが変わってきます。さすがに後者は非現実的ですが、スキルレベルをどこに置いているのでしょうか?それによって採るべき対策が全く異なってきます。
情報処理安全確保支援士登録者をどうやって活用するのかが不明
短い記事では書き切れなかったのだろうと思いますが、以前、「情報処理安全確保支援士登録者を2020年度までに3万人を目指す」というような目標提示があったように記憶してます。結局は早々に諦めて、言い訳に知恵を絞るという形になったんだろうという風に見てとれました。解決策は簡単で「情報処理安全確保支援士登録することで明らかに収入が増える(待遇が良くなる)」と思わせるインセンティブの提供が全く出来ていないことに尽きます。今回の記事ではそのあたりの話も出てきていないことも気になります。(あったのかもしれませんが)
「情報系若手教員を増やす」のは一見良さそうには見えますが…
「40歳未満の若手教員を2023年度までに3割以上に増やす」と言ってますが、実際には非常勤or有期なんだろうなと推測します。今までやってきたことを見ていると、どうも信用出来ません。大学院重点対策を取って、博士後期課程学生を増やし、博士号取得者を大幅に増やしましたが、就職先がありませんでした。このあたりに関して言及していないので、にわかに信用出来ません。
先にすべきことがあろうかと
縦割り行政と省益を捨てて、総務省・経産省・文科省・厚労省が手を組んで横断的に取り組むべきではないでしょうか。合わせてIT業界の「構造改革」もひつようなのではないでしょうか。
iOS12新機能についての発表がありました
こんばんは。昨日はiOS12新機能についての発表がありましたね。こちらはすまほん!!の記事からです。
最初に気になったのは、対応機種でした。iPhoneSEとiPad mini 4なので、「もしかしたら足切り?」と少々不安になったのですが、iOS11と変わらないので一安心です。
「最新OSにすると、動きが重くなってもっさりするんじゃないか?」という不安もありましたが、その点に関しては心配ないとのことで安心しました。むしろ改善されるということで、こちらは朗報です。
他にFaceTimeの機能強化も挙げられています。グループビデオチャットが出来ることが売りになっています。Macとも連携出来るのですから、複数拠点間の通信用にも使えそうです。
以前から話があったように、iOS12では新機能追加を含めた大きな変化はないような話だった記憶があります。何か新しい機能を盛り込むのもそろそろ無理が出てきたのかなという気もします。旧機種でも快適に使えるようになるというあたりは、以前散々批判されたことへのAppleとしての回答なのかなという気もします。
実際のリリースは秋口になるらしいですが、今から楽しみではあります。iOS12は安定性重視で、iOS13で本格的なバージョンアップということになるのでしょうか。ということは、ハードウェア側も大幅な改善が期待出来るのかも???