総務省が携帯電話各社にブロッキング事前要請していたとの報道
こんばんは。先週はいろいろニュースがあったのですが、取り上げる余裕がありませんでした。<(_ _)>
今回は日経xTECHのすっぱ抜き記事なんですが、現時点では有料会員のみ閲覧可能状態になっています。概要を書いて、独自見解も投げかけているすまほん!!の記事からです。
この記事によると、総務省が事前に大手携帯電話会社3社(docomo、au、SoftBankの3社)幹部に対して、事前要請していたという話です。仮に訴えられたとしても、政府が責任を負うという説明を総務審議官がしたという内容です。
本当だとしたら大問題ですよね。「要請はしない。キャリアの自主的判断に委ねる」というスタンスは全くの嘘っぱちだということになります。この話がどストライクだとしたら、政府自体が憲法違反を犯したことになります。
もしかすると、NTTもこの「密約(?)」を真に受けてやってしまったというところなんでしょうか。児童ポルノブロッキングに関しても、慎重かつ丁寧な議論が重ねられたと記憶しています。「児童ポルノ以上に拙速にしなければいけない問題なのか?」という疑問が残ります。今回のケースは漫画村のような海賊版サイト撲滅対策で、経済的要素と著作権的要素が大きく絡んできます。特に出版業界が強く反対しないと拙いんじゃないでしょうか。どうも自分たちは安全地帯にいると錯覚しているように見えてなりません。ブロッキングを安易に認めてしまうと、いつ自分たちがブロックされる側に回るのか分からないということを認識してないようです。
なんか非常に嫌な空気ですよね…。