NW屋的日常徒然日記

ネットワークを専門にする元社内SEの日常とITネタ諸々を綴って行きます。

否定的に捉える意味合いが違うのかと思う調査結果

 こんばんは。今日は総務省の調査を取り上げます。こちらはScanNetSecuriryの記事です。

scan.netsecurity.ne.jp

 「平成29年度 青少年のインターネット・リテラシー指標等」の分析結果に関する記事でした。この調査結果で「使いたいサイトやアプリを利用できなくする邪悪なもの」という風に捉えている青少年の割合が35.5%だという結果が出ています。こうしてみると、自分中心の視点でしかないのが気になります。この中には漫画村ブロッキングに対しても否定的見解なんだろうなと思いました。この場合、フィルタリングとブロッキングを混同して解釈している可能性もありそうです。両者の違いを理解している方々は少なそうですね。説明出来る大人も少なそうです。

 ここで、「通信の秘密」や「表現の自由」などに関連して否定的に捉えている方々がどれぐらいいるのかが気になりました。学校で通信の秘密について教えることはないんだろうなぁと、少々暗澹たる気持ちになりました。情報の授業で取り上げたりしないんでしょうねぇ。これは教える教師・学校側が理解してないor必要性を感じていないということなだろうかと考えてしまいました。

 最も気になったのが、「フィルタリングをそもそもよく知らない」という割合が17.5%いたということでしょうか。学校でもちゃんと教えてほしいものです。

 …とは言いながら、最近の教育委員会での不正アクセスによる情報漏洩頻発を見ていると、期待は出来ないなと思う昨今ではあります…。orz