NW屋的日常徒然日記

ネットワークを専門にする元社内SEの日常とITネタ諸々を綴って行きます。

iPadに最適なデータ通信プランを検討中です

 こんばんは。ahamo、povo、SoftBank ON LINE等3大キャリア各社から新料金プランが発表されました。また、楽天モバイルからも段階性新料金プランが発表されました。MVNOからはmineoやOCNモバイルONEから新料金プランが発表されました。同じMVNOIIJmioからも24日に新料金プランが発表されるという話になっています。

 各社新料金プランを眺めていて感じるのは、あくまで主回線スマホ想定の料金プランであるという点です。iPadをはじめとするタブレットやPCで使う場合にはどうもそぐわないなという印象でした。というのも、いずれのプランも複数枚のSIMでデータ量をシェアすることを想定していないという点です。通話機能がないタブレットやPCを使うのにわざわざこれらのプランを契約するのは二の足を踏んでいます。それに、スマホ1台で20GBも消費することはないと考えています。こう言うと「タブレットやPCはスマホテザリングすればいいんじゃないの?」という話になることがあります。

 確かにそれでもいいのかもしれません。ただ、その場合、スマホタブレット両方のバッテリーの残量を意識しないといけません。テザリング使用時にかなりスマホ側のバッテリーを消費するという問題があります。スマホのバッテリーを温存しておきたいというのもあります。

 他には回線冗長化という側面もあります。現状ではファミリーシェアプランを1人で契約しています。iPhone SE 2をIIJmioタイプD(docomo回線)で、iPad mini 5をタイプA(au回線)で利用しています。「どちらかの回線で使えればいいかな」という狙いもあります。

 そのような理由もあり、各社魅力的なプランはあるものの、タブレットやPCを利用するためにデータ通信量を複数SIMでシェア出来るプランということで、IIJmioのファミリーシェアプランを契約しています。データシェアプランということで、SoftBankauY!mobileなども提供していますが、docomo回線とau回線を混在させて契約するということはダブルキャリアorトリプルキャリア対応のMVNOでないと不可能です。

 そうなると、他に思いつくのはBIGLOBEモバイルになってきます。こちらはIIJmioに比べると若干高くなってしまいます。

 いずれも新料金プランが発表されていないので、もう少し様子を見てから判断します。「複数キャリアの回線を利用しつつ、契約データ容量を複数端末でシェアする」という使い道はMVNOの大きなセールスポイントになるんじゃないかと思っています。(ただ、複数端末を持っているユーザーはそれほどいないでしょうし、ましてや複数キャリアの回線を使おうとするユーザーがどれだけいるのかというのは未知数ですが。(^^;)