こんばんは。今回は青森県内(五所川原保健所管内)の病院で電子カルテ流出という記事を取り上げます。東奥日報の記事からです。
この記事からはどこの病院かの固有名詞は出ていませんでした。(「五所川原保健所管内の医療機関」としか書かれていませんね)
電子カルテを表示されたPC画面をスマホのカメラで撮影して、LINEで送信したのだと推測されます。感染者の行動データなどが撮影画面に含まれていたそうです。
ここからは推測ですが、職員が興味本位で撮影して、そのことを友人等に送信してネタにしたというようなことではないかと見ています。ITリテラシーの問題もあるのでしょうが、院内での情報セキュリティ教育がどれだけ徹底されていたのかという疑問も残ります。少し前に別の自治体ですが、非常勤職員応募者の個人情報をスマホのカメラで撮影し、友人にLINEで送信したというケースがあります。
ここは「スマホの持ち込みを止める」とか、「カメラのレンズを塞ぐ」とかではなくて、「個人情報を適切に扱うこと」をきちんと構成員に対して教育すべきではないでしょうか。
さて、今回の件に関する続報が東奥日報に掲載されていました。
「当該病院のものだった」と認めたという記事です。職員に対するきちんとした情報セキュリティ教育をお願いしたいものです…。