NW屋的日常徒然日記

ネットワークを専門にする元社内SEの日常とITネタ諸々を綴って行きます。

「社会人大学院進学〜修了・その後」(1) 高3受験生編【中編】

 こんにちは。昨夜は疲れ切って寝てしまい、何も書かずに寝てしまいました。その関係で、午前0時にアップ出来なかったという事情があります。m(_ _)m

 さて、今回は一昨日に引き続き、高3受験生編です。周囲に大卒者や大学院修了者がいない状況での手探り(高校での教員は除く)の受験勉強が続きました。塾や予備校に行かずだったので、頼ったのが「大学受験ラジオ講座」でした。かなり昔の話ですが、文化放送をキー局に全国各局で放送されていた教育番組でした。多くの地域では朝5:00〜6:00に放送されていましたが、ラジオ関西では深夜帯に放送されていたので、こちらをオンタイムで聴いていたり、場合によってはタイマー録音して聴いていました。

毎日1時間の放送で自分のペースで勉強出来るというスタイルが自分に合っていたことを実感しました。これが確実に学力にも反映されてきました。当初は電気・電子系への進学希望でしたが、受けた模試で立命館大学理工学部化学科を志望先に書いてみたら、B判定が出ました。「これなら行けるんじゃないか?」という確信を得て、目一杯ラストスパートをかけてみました。

高2の終わり頃までは、「国公立・関関同立なんて…」みたいな状況だったのですが、「一発逆転もあるんじゃないか?」という空気感が自信につながってきました。

 ここからは、興味のあった化学系に的を絞り、受験勉強に邁進しました。ここでの確信と自信、方向性の確立が現在の自分につながって行くきっかけになったのは間違いないです。

 まだここでは大学院進学までは考えることは出来ませんでした。当時の大学進学率は25%程度でしたので、高卒での就職というのは普通にあったことでした。今思うと、両親が「大学には行っとけ」という気持ちがあったんでしょうね。自分自身が普通科高校だったので、「手に職をつけておくなら大学進学は必要だな。理工系学部進学を目指すか。」という方向に固まってきました。

 まだこの時点では、大学院進学などは全く意識はしておらず、「とにかく大学に入る」という一点のみにフォーカスされる形でした。

(続きます)