国公立大学の常時SSL化対応状況を調べてみた(1)
こんばんは。以前、中央省庁の常時SSL化対応率の低さを指摘した記事が出ていました。ちょっと前の記事ですが、日本経済新聞の記事からです。
それを受けた形になりますが、中央省庁の常時SSL化を推進させる方向であるという記事が日経xTECHから出ていました。こちらも少し前の記事です。
そこで気になったのが、国公立大学&私立大学の常時SSL化対応状況です。これだけ騒がれていますし、Googleがhttpなサイトに対して、「保護されていない通信」と表示されるようになりました。その関係もあり、対応率がどれぐらいなのかが気になってきました。
まずは旧帝大と呼ばれる七大学(北海道大学・東北大学・東京大学・名古屋大学・京都大学・大阪大学・九州大学)について調べてみました。とりあえるトップページについて確認してみました。
まずは東京大学から。
東北大学もhttps化されていますね。今のところ、3大学対応です。続いて名古屋大学です。
名古屋大学はhttpになっていました。こちらは未対応でした。続いて京都大学です。
こちらもhttpでした。こちらも未対応でした。大阪大学はどうでしょうか。
九州大学もhttpでした。偶然かもしれませんが、こうしてみると旧帝大の常時SSL化対応状況は西高東低な傾向がありますね。東大・北大・東北大が常時SSL化対応で、名大・京大・阪大・九大が非対応でした。他の国公立大学や私立大学についても調べて行きますので、しばしお付き合い下さい。