関ジャニ∞チケット詐欺事件誤認逮捕報道がありましたね
こんばんは。月曜日に報道されたニュースです。関ジャニ∞のコンサートチケット高額転売に関する誤認逮捕事件です。Yahoo!ニュースからです。(時事通信)
昨日の時点では、「なりすましに遭って濡れ衣着せられて逮捕された」ぐらいの情報しかなく、「徳島県警もたいがいやな!」と思っていたのですが、真相が明らかになってくるにつれ、「!?」と思うことが増えました。
この事件に関して、詳細に説明しておられるのがこちらです。Kangoさんの「piyolog」です。
個人的に最初に気になったのが、「なりすましの手法」でした。昨日の段階では、女性Aさんのアカウントを乗っ取って、本人を装ったのかなと思っていました。「これはこれで別の問題がありそうだな」と考えていましたが、Kangoさんのブログを読み進めるに従って「違うな」と考えを改めました。最初に女性AさんがTwitter上で「チケットを売る」というツイートをしたそうです。Aさんになりすましたのも、単に類似のIDで同一のハンドルネームを付けて、アイコンや背景も同じものにしたのではないかと推測します。(既にアカウントが削除されたそうなので、本当のところは不明です。)
アカウントそのものを乗っ取ったのではなさそうです。だとすると、女子高生Cさん、女性Dさんは本来のAさんのアカウントをよく確認してなかったということになりそうです。ここにも落とし穴はあるのですが、うっかり信用してしまわないように注意を払う必要がありますね。
そして、この「チケット販売サイト」でもAさんの元々あるアカウントになりすましたのか、Aさんはアカウントを持ってなかったので、勝手に作ってなりすましたのかは分かりません。Aさんもチケット販売サイト上で「自分のアカウントを騙ってチケットを捌こうとしているやつがいる!」という風には気づかなかったのでしょうね。ここで気づけば、少し違った展開になったかもしれませんね。
と、チケットは2枚販売されていて、CさんとDさん別々に売買されていたのでしょうね。ここでDさんが被害届を出したとは書かれていませんが、どうしたのかも気になります。
それにしても、女子中学生Bは「これで足がつかない」とでも思ったのでしょうか。そして、県警の捜査も疑問符が残りました。銀行口座への振込元口座と、チケット送付先を突き合せれば、こんなに長引かなかったような気もするのですが、どうなんでしょうか。最初から決めつけによる捜査が行われなかったかということや、サイバー系部署との連携がなかったことも長引いた原因でしょうね。サイバー犯罪の可能性がある時点で応援を頼めば、誤認逮捕という失態をやらかさずに済んだのかもしれません。
他にも、最初からチケットを8万円で売ろうとした女性Aさんや、それでも買おうとしたC,D,Eさんについても「どうなんだろうか?」という疑問符がつきました。
転売撲滅に向けて、アーティスト側も動いているようですし、行けなくなった場合でも適切な価格で流通出来る仕組みの構築と周知が必要なんでしょうね。
こちらの話題についても、もう少し追ってみようと思います。