NW屋的日常徒然日記

ネットワークを専門にする元社内SEの日常とITネタ諸々を綴って行きます。

V-Low跡地はどうなるのやら…

 こんばんは。今日はラジオ絡みという意味では一昨日の続きになります。一昨日はNHKradikoに試験参加するという話題を取り上げました。確かに1つのアプリで完結すると便利ですよね。普通にラジオを聴くのに、民放用とNHK用2つ持ち歩くなんて非現実的ですしね。(^^;;

 radikoは電波状態の悪い場所で聴く場合や、聞き逃した番組を聴く場合などに使われることもありますね。インターネットを使う性質上、どうしても遅延は起きます。ラジオだとそれがないですから、通常のFM放送やワイドFMの御世話になります。(パケット消費のことを考えると、受信可能であればラジオで聴きます。)

 本題に入りますが、地デジ化によって、従来のアナログTVの周波数帯V-Low(90〜108MHz)が空いたので、ワイドFM(90〜95MHz)とマルチメディア放送(99〜108MHz)に割り当てられています。後者の愛称がi-dioなんですが、あまり耳にしませんね。と、チューナーも見掛けません。試験放送時にモニターとして(一応)抽選でばらまいてましたけど、電波が弱くて使えないという問題があります。航空無線への影響もありますし、あまり強く出来ないという問題もあるようです。チューナーもWi-Fi経由でスマホに接続するようです。となると、放送受信時はインターネット接続出来ないのでは???という点も二の足を踏ませる理由だったのかもしれません。

 と、放送波経由で聴きたいと思わせるコンテンツは(私個人としては)見つかりませんでした。となると、インターネット配信シフト→放送波からの撤退ということになるんでしょうか。NOTTVの二の舞になるんじゃないかという雰囲気もしなくはない印象です。さて、どうなるんでしょうか???

(「いっそ、ワイドFM&コミュニティFM用に108MHzまで拡張した方がいいんじゃないかと思います。」)