情報セキュリティマネジメント試験の問題を眺めてみます(1)
こんばんは。昨日の情報処理技術者試験から一夜明けたわけですが、「そう言えば、春にとんでもない合格率を叩き出した情報セキュリティマネジメント試験の難易度は変わったのだろうか?」という点が少々気になりました。
まずはこちらIPAのサイトです。問題と午前解答が既に掲載されています。
IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:問題冊子・配点割合・解答例・採点講評(2016、平成28年)
ここから情報セキュリティマネジメント試験の問題及び解答がダウンロード出来ます。取り急ぎ午前問題をざっと見てみましたが、「無勉で臨むのは危険だな」と思いました。春期は初回試験でしたし、どの程度の受験者層なのかが分からないこともあったのでしょう。かなりやさしく感じられました。そもそも情報セキュリティスペシャリスト持ちを含む高度区分合格者と思われる方々が多く参戦された結果なのだろうということもあるのでしょうが。(^^;;
実際、春期は全く勉強せずに臨みましたから、決して偉そうなことは言えませんが、今回全く何もしないと足下をすくわれかねません。JIS Q 27001やJIS Q27000等もちゃんとチェックしておかないと、午前得点出来ませんから要注意ですね。
このへんはIPA側も本気出して難易度を上げてきたのだろうなという印象です。
今回は「難化した」という声をよく耳にします。午前問題をざっとみた感想では同感です。あとは受験者層が若いのかとか、利用者サイドが多いのかとかいろいろ気になる点もありますが、11月の結果発表まで待ってみることになりそうですね。
もう少しじっくり読んでみますし、午後問題も後で確認してみます。
ということで続きます。<(_ _)>