NW屋的新幹線通勤日記(3ヶ月限定名称)

ネットワークを専門にする元社内SEの日常とITネタ諸々を綴って行きます。

福井県内一部地域の行政システムダウンが発生

 こんばんは。今日は福井県内の一部の自治体が運用している「総合行政情報システム」の障害発生について取り上げます。福井新聞の記事からです。

www.fukuishimbun.co.jp

 具体的にどのような原因があって、今回の障害が発生したのかまでは読み取れませんでした。(というか、現在鋭意原因究明中なので、何も情報が出て来ないというのが正解なのかもしれませんね。)

 「通信障害が原因」とありますから、ネットワーク側に何か問題が隠れているのかも?とも思いました。同記事上にはそのあたりの記述は見られませんでした。「サーバとソフトの相性が悪い」というベンダ側の見解ですが、これも確定ではないようです。

 それにしても、4日間システム停止したままというのはかなり珍しい部類ではないかと思います。普通、この手のシステムだと冗長化がなされているはずです。この記事には冗長化されているかどうかは書かれていませんでした。アクティブ−アクティブか、アクティブ−スタンバイであれば、仮に本番系がアウトでも待機系に切り替わって稼働するか、両系動いているのが片肺運転になって継続することが出来るはずです。

 もしかして、設計時にそのようなことが考慮されていなかった=要件定義で出来ていなかったというオチだったりするのでしょうか?この記事ではベンダ側の責任が問われていますが、発注した自治体側にも少なからず責任があります。単純にこのベンダが最安値で落札したということだとしたら、安かろう悪かろうということになるでしょう。技術評価項目があったとしたら、発注側が的確に見抜けてなかったことになります。そもそも要求をきちんとベンダ側に示せてなかったら×ですよね。

 他に気になるのは、地元業者育成のために技術力に難があっても(地元業者に)発注するようなことはなかったのか?という点でしょうか。地元業者を大事にしたいという気持ちは理解出来ます。東京や大阪・名古屋の業者にしろというわけではありませんが、身の丈を大幅に超える仕事を受けてしまったのではないかという点が気になります。

 今回の記事だけでは原因は分かりませんが、早期復旧を望みます。