なかなか減らないメール誤送信事故
こんばんは。本ブログも開始からそろそろ2年を迎えようかとしております。なんとなく日々書き綴ってきたのが、気がついたら750本近く記事を書いてました。これからも気負わずに続けて行きます。<(_ _)>
さて、本日のネタですが、メール誤送信ネタです。それにしても、この手の事故って本当になくならないですねぇ。まずは直近の誤送信事例を2例取り上げます。
こちらは大阪市の事例です。Security NEXTからです。
この記事を読むと、Bcc:に各々のメールアドレスを記述すべきところを普通にcc:に記述してしまったのだろうということが容易に想像出来ます。
この手の事故が一向になくならないのは、職員のメールソフトで手作業で記述して行ってるということもあるのでしょうが、Bcc:とcc:の違いを理解していないという可能性もあるのではないかという気がしてきました。
こういう場合には、メールサーバ側で/etc/postfix/aliasesあたりのファイルに記述しておいて、担当者にエイリアスのアドレスを渡すとかいう風にすればいいのに…と思ったりもしましたが、自前でメールサーバを運用している組織自体が少ないのでしょうね。
こちらは東北大学病院です。
こちらも大阪市の場合と同様に、Bcc:とccを間違って記述したようですね。サーバ側で対応出来ないようであれば、自分たちで気を付けるしかないのでしょうか。送信する前に誰かが確認出来るような仕組みにするしかないのでしょうか…。