iOS11.3がリリースされたのでアップデートしてみました
こんばんは。先月30日にiOS11.3がリリースされました。で、早速iPhoneSEとiPad mini 4をアップデートしてみました。今のところ、特に問題なく動いています。iOS11.3に関する変更点に関して詳しく書かれているサイトはこちらです。
https://techno-monkey.com/ios11-3-update-fuguai-henkou/
個人的には、特に関係する機能変更はありませんでした。バッテリーが劣化している古い機種だと効果があったというような声も聞いたことはありますが、自分が使っているiPhoneSEは昨年10月に購入したものなので、まだそこまでバッテリーの劣化を感じるほどではないです。今後使って行くうちにバッテリー劣化が気になるようであれば、予期しないシャットダウンを防止する機能をONにしてはみようと思います。その前に買い替えるかもしれませんが…。この機能はiPadにはないようですね。(周知の事実ですかね)手元のiPad mini 4で確認してみましたが、「設定」--> 「バッテリー」の項目には同機能は存在しないことを確認しました。(^^;
同時にiOS11.4に搭載される機能の一部について公表されているようですね。iphone maniaの記事からです。
こうして漏れてくるというのは、そう遠くない時期にiOS11.4がリリースされるということでもあるのでしょうか。9月の新機種発表でiOS12が出ることになるでしょうから、1ヶ月以内に出るんじゃないかと個人的には睨んではいます。
iOS11.4で想定される機能がAir Play 2とiCloudメッセージだそうです。こちらも個人的には関係なさそうかなとは思っているのですが、もう少し様子を見てみようと思います。
情報セキュリティハンドブックがスマホアプリに
こんばんは。NISCがセキュリティハンドブックをスマホアプリとしてリリースしたというお話です。impressの記事からです。
こちらなんですけど、既に今月16日にAndroid版がリリースされたそうです。iOS版も近日リリースされる模様です。既にPDFファイル版はありますね。
問題は最も読んでもらわないといけない人(利用者)にこのアプリやPDFファイルが届いて、ちゃんと目を通してもらえるかだと思います。もちろん、読んでもらった上で理解して実践してもらわないといけないのですが。(^^;
本当に読んでほしい方々が積極的に情報を取りに行くかというと「?」ですので、どうやってアナウンスするかが問題になってくると思います。このあたりをNISC側がどのように考えておられるかという点も気になります。もう少し注視して行きたいと思います。
「医療関係にもブロックチェーン導入?」という記事を書きかけていました
こんばんは。ブロックチェーンに関して、いろいろと取り上げられる機会が増えてきました。こちらはimpressの記事からです。いろいろ考えていて、気が付いたら1ヶ月以上経過してしまいました。(^^;
森友問題の文書書き換え(「改竄」ではなく?)問題で、「ブロックチェーンを導入すれば全て解決」みたいに語る国会議員や識者がおられます。ブロックチェーン薔薇色万能論が語られてますが、決してそんなことはないと思います。ブロックチェーンで解決出来ることとそうでないことの仕分けはすべきでしょう。改竄されていないことであれば電子署名でしょうし、書類自体が存在していることや作成時刻以降の改竄がないことを証明するためには時刻認証局によるタイムスタンプでしょう。中には「とりあえずブロックチェーン導入とか言っとけばウケがいいだろう」とか考えている人もいるのではないかと懸念しています。
よく分かっていないことも多いですので、私自身ももっとブロックチェーンについて勉強しないといけないなと痛感しています。
こちらは医療情報管理にブロックチェーンをというお話です。ITmediaの記事からです。
医療情報にもブロックチェーン導入をというようにも読めますが、どうなんでしょうか。研究段階ではいいのかもしれませんが、即刻導入ということであれば、時期尚早かと思います。前述の内容の通り、現状の技術でカバー出来ることとそうでないことの切り分けが必要でしょう。後者に関してブロックチェーンが適用可能な場面はどういう点かという点を明確にして、どのように適用すべきかを考えて行くことが大事かと思います。
新しいものに飛びつくこと自体は悪くはないですが、盲信的になるのは少々危険かと思います。
今月のPVが10000超えました
こんばんは。3日前にめでたく今月のPVが10,000を突破しました。読者の皆様、どうもありがとうございました。<(_ _)>
めでたいことに、今年になってから3ヶ月連続で10,000PV突破しております。本当に感謝しております。2年強続けてきましたので、記事も800本超えました。その影響もあるのでしょうが、PVが増えた日に書いた記事が多く読まれているわけではないことに気づきました。ちょうど昨日、急にPVが増えたのですが、これは総務省がパスワード定期変更に否定的見解を出したという記事が日経電子版に出たことが影響していたようです。
試しに「総務省 パスワード 定期変更」でググってみたら、1ページ目に出てきました。(2回目にググったら、2ページ目になってましたw)3/10に書いた記事だったのですが、遅れてヒットすることもあるんだなと実感しました。
安定して読んでもらっている記事もいくつかありましたので、これらの記事の続編も書かねばと思う昨今です。
来月15日は情報処理技術者試験ですので、直前向けネタを書いてみようかと画策中です。少々お待ち下さいませ。<(_ _)>
個人情報がぞんざいに扱われているかどうか知る手段がない現実
こんばんは。先日、Facebookで5000万人の個人情報が流出した(かもしれない?)というニュースが流れてきました。今回は通話履歴やSMSの履歴に関しても、無許可で記録しているのではという報道がなされ、それをFacebook側は否定したというニュースがありました。以下はcnet japanの記事からです。
一旦味噌がついてしまうと、何を言ってもなかなか信用してもらえないという事例でしょうか。「うちがしてないと言ってるんだから、してないんだ!」という、まさにジャイアン理論ではないかと。してないことをどう証明するか?となると、まさに悪魔の証明ですから、結局は信用するしかないわけです。それが嫌ならアカウントを削除するしかないということになってしまいます。
このへんに敏感に反応した層が #deletefacebook タグでTwitter上で呟いているという様子が見受けられます。個人情報てんこ盛りなSNSですから高く売れるというのもありそうですから、こういう反対運動が起きるんでしょうね。このあたりの話の記事がこちらです。
お話は変わって、日本年金機構の情報漏洩に関してです。先日、委託業者であるSAY企画が中国の会社に無断で再委託していたというニュースがありました。再委託禁止なのに再委託してしまっている時点で既にダメダメなのですが、再委託先が中国の業者だというのもいかがなものかと思います。「個人情報の漏洩が確認されていません」と言っていても、この時点で海外に情報漏洩してることになりますよね…。
今回気になったのが、読売新聞の記事です。
委託業者がやらかしたのは、中国の会社に再委託しただけではなかったようです。大量のデータ入力ミスは日本年金機構が指定した方法ではなく、スキャナで取り込んでいたそうです。スキャナで認識出来なかったり、誤認識したデータはそのまま放置されていたために、これだけ大量の入力漏れが発生したようです。
これだけ杜撰な処理が露呈すると、日本年金機構は業務委託後全く関知していなかったのではないかという疑念が湧いてきます。この業者が好き放題やっていたことに全く気付いてなかったのではないでしょうか。
委託元が気づいてなかったということは、当然のことながら国民は知る由がないわけです。こちらも「日本年金機構がちゃんと管理してますから大丈夫です!」などと言われても信用出来ませんし、どうすることも出来ないというジレンマがあります。
Facebookの場合も日本年金機構の場合もそうですけど、自分の手を離れてしまっている個人情報は預かっている先がちゃんとしてくれることを祈るしかないという状況なんですよね…。自己防衛も限界があるなと思った昨今です。
総務省がパスワード定期変更を止めたという話が日経電子版に
こんばんは。昨日のPVが急激に伸びていたので、「一体何があったのだろうか?」と思って確認してみたら、総務省がパスワード定期変更を否定したことに関する記事がサーチエンジン経由で読まれていたようでした。こちらの記事です。
karasuma-kitaoji.hatenablog.com
「2週間前の記事がなぜ今頃?」と思ったら、日経が記事にしていたんですね。こちらです。
総務省が方針転換したということが衝撃的だったのでしょうか。今までの指針とは正反対の主張を載せているわけですから。頻繁に変更することよって、結果的に安直なパスワード設定になり、そこが穴になってしまうということに気づいたようです。このへんのインパクトが一般ユーザの方々にも伝わったのだろうと思います。職場での定期変更を止める方向に転換するのにはもう少し時間がかかるような気もしますが、一歩前進といったところでしょうか。個人的には電子カルテのパスワード管理も定期変更を止める方向に向かってほしいのですが、厚労省がどういう判断を下すのかが気になります。
これで少しずつでもシステム管理者と一般ユーザの意識が変わる流れになってほしいとひたすら祈ることにします。(^^;
バイク3ない運動とSNS禁止令の共通項
こんばんは。TL上に高校で生徒が「Twitterするな」と先生に怒られるという話題が取り上げられていました。「既視感があるな」と言ったツイ主は、昔のバイク3ない運動を連想したそうです。
「生徒の身の安全を守る」という建前論が空虚に感じました。本当は在学中に事故などを起こして、自分たちが叩かれたくないからだと空気を露骨に感じました。私自身は高校在学中にバイクに乗りたいとは思ったことはありませんでした。ただ、高校在学中は禁止しておけば、卒業後はどうなろうが知ったことではないという学校側の醜い発想が透けて見えたので、教師も学校も教育委員会も信用出来なくなったことを思い出しました。
バイクの場合は「事故を起こした場合、自分が負傷するだけでなく、他人を負傷させてしまうリスクがある」ということは分かります。「SNSするな」とか、「スマホの利用は禁止する」とかいうのは、バイクとは本質的に違うだろうという気がしています。
バイクの場合は別に乗らなくても生活自体は出来ます。スマホの場合は使わないわけには行かないでしょう。それだけ生活にも密着しているわけですし。むしろ、正しく安全に使うためのITリテラシー教育が必要だと思います。安易に禁止して、事故を起こしてしまうというのは学校側の教育責任を放棄した責任逃れじゃないかとも考えられます。なので、そこはきちんと教えるべきでしょう。情報科があるのですから、この教科の授業で教えれば良さそうなものでしょうが、教える側がそこまで対応出来ないのもありそうです。
あとは、生徒の方が詳しい場合があって、先生側が馬鹿にされるということもあるのではないでしょうか。先生側のプライドが許さないとかいう事情もありそうです。
プライド云々は置いておいて、学校側のITリテラシー教育も必要なんじゃないでしょうか。いつぞやの佐賀県教育情報システム不正アクセス事件のこともありますし。
「なんでも都合の悪いものは禁止する」「責任を取りたくないから禁止する」というような発想は止めて、生徒が卒業後も困らないような教育を実施すべきではないでしょうか。