NW屋的日常徒然日記

ネットワークを専門にする元社内SEの日常とITネタ諸々を綴って行きます。

IT化の進展により求められる能力の変化をラジオから知る

 こんばんは。先日の3連休初日の7月15日のお話です。ニッポン放送13:00〜17:00

に「ありがとう!オールナイトニッポン50周年クロニクル」が放送されていました。生放送だったのですが、当日聴けず、radikoプレミアム+タイムフリー機能を使って、連休最終日に4時間通しで聴きました。

 笑福亭鶴光師匠による当時の話や、高田文夫氏・松村邦洋氏による「ビートたけしオールナイトニッポン」に関するエピソードなどが取り上げられていました。

 ここで気になるのは、笑福亭鶴光師匠が「ハガキだと1週間考えてネタを練る」という趣旨の話をされていたことでしょうか。確かに当時はインターネット環境がなかったわけですし、FAXもなかったので、唯一の手段はハガキでした。そのへんを考えると、「じっくり練る」というスキルが重要だったことが分かります。

 しかし、現在ではインターネット環境の普及により、メールやSNSを使って、放送中でもすぐにリアクションがありますから、1週間などとそんな悠長なことを言ってられません。即座に反応する能力が要求されます。「考える間がない」という風にも取れそうですが、瞬発力が要求されるようになったんだと思います。昔のラジオパーソナリティとは全く別の才能を要求されるようになったのだと思います。それがいいのか悪いのかは別にして、時代の変化には追従して行かないと生き残れません。

 現在のラジオ番組において、パーソナリティを務めるためには「反射神経」を鍛える必要があるのだと思います。これはIT化された職場でも同様のことが言えるかと思います。昔であれば、相手の反応を待って数日ペースで処理出来ていたものが、数十分〜数時間で処理しないといけないというようなことがあります。昔のやり方で許される場合もありますが、往々にしてそうは行かない場合の方が多いですから、順応して行かないといけないんだろうなというようなことを感じた4時間でした。