現在のテレビ番組が59代以上をターゲットに作られているという話
こんにちは。今日はIT系ではないネタを。先日、TL上で「テレビは50代以上をターゲットに作られている」というツイートを見かけました。よく読んでみると、「中田敦彦のオールナイトニッポンpremiumで言ってた話だ」とのこと。10代はYouTubeに流れ、20代〜40代は忙しくてテレビを見る余裕がない。なので、50代以上をターゲットにしているということらしい。
この内容に興味があったので、早速radikoプレミアム機能+タイムフリー機能を使って、中田敦彦のオールナイトニッポンpremiumを聴いてみました。確かに言ってました。見てない層に向けて番組を作っても、見てくれなければどうしようもないですし。そうなると、見てくれる層に向けた番組を作らざるを得ないので、50代以上を対象にせざるを得なくなります。やたら健康番組が多いのと、特に今期のドラマで主役・準主役級が40代以上になるのもある種当然の結果だろうと思えます。
このままで縮小再生産で、いずれ滅びてしまうことになるでしょうね。もっとヤバいと言われていたラジオが意外と健闘しているのは、radikoの影響が大きいのだろうと推測しています。当初は難視聴対策の色合いが濃かったのですが、スマホアプリで聴けること手軽さと地元エリアなら無料聴取出来ることがリスナーの底上げにつながったのだろうと考えられます。
他にはSNSとの親和性の高さがあります。基本生放送が多いですから、リスナーもパーソナリティも即時に反応出来るSNSとの相性がいいのは容易に想像出来ます。最近のラジオ番組は上手に活用している印象があります。
他の要素としては、radikoプレミアム機能により全国のラジオ局を聴くことが出来るようになったことでしょうか。これで在京キー局や在阪・在名の準キー局以外にもチャンスが巡ってきたとも言えそうです。遠方の局は夜間しか聴けなかったのが、昼間も聴けるようになったことや、同一周波数や隣接周波数の局もクリアに聴けるようになったことでしょうか。そして、FM局に関しては、地元以外の局がクリアに聴こえるようになったのも大きいですね、
radikoでは他にタイムフリー機能も大きいのではないでしょうか。普段聴けない時間帯の放送を聴けるようになったことで、リスナー拡大につながっているようです。
さて、今後テレビはどうするのでしょうか?起死回生策に打って出るのか、そのまま座して死を待つのか…。