浜松市議がアダルト動画をネット上で販売という記事(1)
こんばんは。昨日のメンタルヘルスでのイエローシグナルの兆候に関するお話は平日どこかで続きを書いてみる予定でいます。
他にも書きたい記事はいろいろありますが、今回は気になった記事がありましたので、こちらを取り上げます。毎日新聞の記事からです。
浜松市議がネット上から著作権のないアダルト動画をダウンロードして、それを販売して10万円の利益を得ていたというお話です。で、辞職されるようです。
それにしても、これに関してはいろいろツッコミ入れたい点はありまして、最初に感じたのは、「浜松市議会はFWやプロキシサーバでアダルトサイトへのアクセス制限をしていなかったのか?」という点です。「市役所の議員の部屋からアップロードしていた」とありますが、これを額面通りに受け取ると、全くアクセス制限してなかったのか?という話になります。
これだけは何とも言えませんが、浜松市役所のインターネット接続用のネットワークと市議会側のネットワークが同一で、全くフィルタリングされていなかったとしたら、これはこれで問題です。
また、市役所内のネットワークと市議会のネットワークが分離されていて、前者はガチガチにアクセス制限されているけど、後者が完全にザルとかいうようなことはないだろうかという点が気になりました。議員側の要望でアクセス制限を設けていないとしたら、市側の情報システム部に相当する部門としては、たいへん拙いのではないでしょうか。「ユーザのインターネット利用に関して、安全に使えるようセキュリティ対策を怠らない」ことは必要だと思います。もし、それを議員側が反対していたら、議員側のセキュリティ意識を問われる問題になります。
ここは市側として、市議会側ネットワークに関する情報セキュリティ対策は急務なのではないかと考えます。