ゴルスタ界隈で起きた諸々の出来事(1)
こんばんは。今日は結構ゴルスタ関連の動きを見つけることが出来ました。佐賀県教育委員会情報システムと絡めて書いてみようかと思いましたが、単独でもいろいろありましたので、そのへんの対比を含めた考察は明日以降に。<(_ _)>
さて、ねとらぼにヒートアップして会員の個人情報をTwitterで暴露した担当者を減給処分にしたという記事が掲載されました。
運営に対する批判などについての謝罪文が公開されました。様々な批判に対して、「ユーザである中高生の安心安全が最優先」との見解を示していました。
なんか思いっきり矛盾してませんか?ユーザの個人情報をTwitterで暴露してしまったことで、「安心安全」どころか危険に晒してしまったのはどう考えてもおかしいですおね。意図的に行ったので「漏洩」ではなく、「暴露」ですね。と、「ヒートアップして漏らしてしまった」ということに対するお詫びの記述は見つかりませんでした。
担当者は減給処分にしたとのことですが、「ユーザに対しては無駄に厳しく、身内に対してはやたら甘い」と言われかねないのではないでしょうか。運営に批判的態度を取ったユーザは即座にアカウント削除で、復活させたければ反省文の提出が求められます。「同じように処分しないと示しがつかないのではないか?」という展開にならないとも限りません。
謝罪文内に再発防止策に対する記述がありますが、「どうやって今回のような個人情報の意図的な暴露を起こさないような方策を取るか?」という点には一切言及されていません。「今後氏名を取得せずにイベントを開催する」と回答しています。これは「ヒートアップして個人情報をツイートしてしまった」ということに対する解決策ではありませんね。意図的にコメントを避けたのか、分かっていないのかはこれだけでは判断出来ません。
そして、「個人情報に関しても引き続き取得して行きます」と解釈出来る内容でしたね。「どのような形で今後個人情報を保護するのか?」という点に関しては、ここからは読み取れませんでした。一体どうするつもりなのでしょうか?「またヒートアップしたらTwitter上で暴露してしまうかもしれないよ♪」という風にも取れるので、この点についても明確なコメントを待ちたいところです。
他にも、ゴルスタアプリで必要以上に権限を与えていることに対して、なぜそこまで必要とするのか、権限縮小しないのかという点についてもきちんと言及してほしいものです。特に位置情報については取得しないような方向になったらしいですが、今までに取得した情報はどうするのかという点についても明確に示してもらいたいところです。
長くなりましたので、続きは明日以降に書く予定です。「ユーザである中高生の安心安全が最優先」という運営のコメントに対して「?」と感じた事例について書く予定にしています。
<続く>