医療情報技師検定試験直前対策・〜分からないときの消去法(3) 略語を押さえる〜(情報処理分野)
こんばんは。お盆真っ只中で、既に帰省ラッシュが始まっているようですね。高速道路の渋滞状況もそうですし、新幹線や特急も乗車率が100%を超える列車も多いのではないかと思います。
世間もお盆モードですから、あまり動きもありません。次の日曜日に迫った医療情報技師検定試験ですが、分からない問題での選択肢を消去法で上手に絞り込めるかという話を引き続き進めて行きます。直前対策直近で2回取り上げてますので、もう少し書いてみたいと思います。
今回は「略語をどうにかしてみよう」を取り上げたいと思います。IT系は特に略語が多いです。横文字で馴染みのない単語を並べ立てられても困惑してしまうことも多いかと思われます。たとえば、SMTPというとメール送受信プロトコルを指しますが(ユーザがメールサーバに届いたメールを読み出す場合に使われる POP3やIMAP4が言うところの「受信」とは若干異なりますが、そこは省略させていただきます。<(_ _)>)、単に「SMTP」という単語をそのまま覚えるのは苦痛以外の何者でもありません。
SMTPはSimple Mail Transfer Protocol の略です。これをきちんと覚えていればいいのですが、そのまで頭に入らなければ、とりあえず「メール関係だったな」というようなことだけでもおぼろげに記憶していればなんとかなります。
実際の問題ではありませんが、たとえば以下のような問題が出たとします。
【サンプル問題】
メールサーバ間におけるメール送受信、またはPCからメールサーバに対してメールを中継依頼するためのプロトコルは以下のうちどれか?
というような選択肢だったとします。まず4.や5.を選択する人はいないと思います。(^^;;
この中でありがちなのは、「SNMPだっけ?SMTPだっけ?」となってしまい混乱することですね。字面はよく似ているので分からなくなってしまいますよね。「MはMailの略だったよな…」などと覚えてしまうと、1.か2.か分からなくなってしまいます。この場合だと「4文字のこの"T"はTransferのTだ」ということだけでも頭にあると、「正解は2.だな」と判断出来ますよね。(SNTPが選択肢に混じっているとややこしいのですが、この場合はNTPが時刻同期プロトコルだということだけは覚えておいて、「単純なやつだ」とだけ記憶しておけばなんとかなります。)
医療情報技師試験や基本情報技術者試験ではSNMPまでは出ないでしょうから、思い切って切り捨てて、「(自分が受験している試験では)対象外なやつだ!」という風に割り切るのはアリだと思います。
余分な情報をカットして、必要最小限の知識で臨むということも戦略の一つとして考えてみるのも悪い話ではないのではないでしょうか。