NW屋的日常徒然日記

ネットワークを専門にする元社内SEの日常とITネタ諸々を綴って行きます。

春季情報処理技術者試験受験票が届きました

 こんばんは。タイトルにもありますように、昨日IPAから春の情報処理技術者試験の受験票が届きました。今回から開始される情報セキュリティマネジメント試験を申し込んでみました。同試験創設であちこちの媒体で取り上げられることも多かったので、どのような傾向の問題が出題されるのか少々気のになっていました。IPAの公式アナウンスでは、基本情報相当のレベル2を想定しているようです。情報セキュリティスペシャリストがレベル4で、セキュリティの専門家を想定した内容なのに対し、情報セキュリティマネジメント試験は一般ユーザの中でリーダー的な存在を想定しているようです。情報セキュリティスペシャリストの指示の下に一般ユーザに分かりやすく伝えることを期待されているのではないかと見ています。
 基本情報はプログラミングが必須になっていますが、情報セキュリティマネジメント試験ではセキュアプログラミングも含めて、プログラミングそのものが出題されない分、ハードルは下がるのだろうと思います。ITパスポート合格者が次のステップとして狙うのはアリではないでしょうか。プログラミングが苦手な人にとって、基本情報は鬼門になっていた側面も否定出来ません。そういった方々には朗報でしょう。
 旧体系の試験区分として情報セキュリティアドミニストレータ試験がありました。こちらは午後1・午後2があり、午後は記述式でもありましたので、これよりも難易度は下がるのではないかと予測してます。情報セキュリティアドミニストレータ試験とテクニカルエンジニア(情報セキュリティ)を統合したのが現在の情報セキュリティスペシャリスト試験であることを考えると、情報セキュリティマネジメント試験との落差がかなり大きくなっている感があります。この間に相当するような試験区分があるとステップアップがしやすいように思いますが、いかがでしょうか?IPAさん。(^^;;
 まだ試験自体が始まっていませんので、実際にどういう層の方々が実際に受けに来られるのか、そしてどのような問題が出題されるのかは全く分かりません。情報セキュリティについて体系的に学習するトリガには十分なり得ると思います。職場で情報系部署に新たに配属されたけど、セキュリティに関する知識がどうもおぼつかないという方や、いずれは情報セキュリティスペシャリストを狙おうと思ってはいるけども、いきなり高度区分を受験するにはハードルが高過ぎるという方向けでもありそうです。
 また、しばらく情報処理技術者試験から遠ざかっていたけど、久しぶりに受験してみるかという方にも向いていそうな気がします。特に高度区分ですと、朝9:30から夕方16:30までの長丁場ですし、いきなり挑むのも体力的・精神的にもきついと思います。軽く肩慣らしの意味でもいいんじゃないでしょうか。
 ということで、17日はとりあえず情報セキュリティマネジメント試験に挑んできます。m(_ _)m