NW屋的日常徒然日記

ネットワークを専門にする元社内SEの日常とITネタ諸々を綴って行きます。

iPad(特にmini)はセルラーモデル一択ではないか説

 こんばんは。先月上旬、ようやくiPad mini 6を入手したこともあり、改めてセルラーモデルのiPadの方がいいなと思ったもので、以下の記事が気になりました。

 こちらは日経xTECHの記事からです。

xtech.nikkei.com

 「iPadセルラーモデルは高いからWi-Fiモデルでいいや。通信料金も馬鹿にならないし」という意見が現在も多数派を占めている印象があります。

 ただ、菅前首相の肝いりで始まった携帯電話プラン値下げの影響で、iPadを含むタブレットにとって安く抑えるという選択肢が増えたのも事実です。

 少し前だと、MVNO各社が出しているデータ通信専用プランのSIMを挿すという選択肢ぐらいしか安く抑える方法はありませんでした。

 それが最近では、2GB 440円からのIIJmioのeSIMや、povo2.0や楽天モバイルのように、使い方次第では0円で抑えることも可能になっています。

 こうなってくると、「iPadを自宅外でも使えるメリット」の方が大きくなってきませんか?「iPhoneテザリングで接続すればいいし」とか、「モバイルルータを別途契約すればいいし」という意見もあるでしょう。が、前者だとiPhoneのバッテリー消費量が激しくなります。電話がかかってきたときにこまるというのもありそうです。

 後者だと、iPadセルラーモデルとWi-Fiモデルの差額を吸収出来ない場合や、iPadとモバイルルータのバッテリーの持ちの両方を意識しないといけないという問題もあります。

 何よりも「電源入れたらすぐにインターネット接続出来る」「iPhoneに比べるとバッテリー容量が大きく、長時間利用可能」というメリットは大きいです。iPhoneと比べて、iPadは(回線込みでの)安売りをしない(しているところを見かけたことはないです)ので、比較的値崩れしにくいという点はあります。さらに、セルラーモデルであれば、その分高く下取りしてもらえますので、現役で利用している際のメリットを享受することで十分回収出来るものと考えています。

 povo2.0や楽天モバイルIIJmioのeSIM等を上手に組み合わせて、iPadセルラーモデルを活用するのが正解なんじゃないかというのが現在の個人的感想です。

(現在、povo2.0の物理SIMとIIJmioのeSIMを組み合わせて使ってます)