私物USBメモリを使わないと業務が回らない環境?
こんにちは。今回取り上げるネタはこちらです。security-next.comの記事からです。
「私物USBメモリ」という単語に目が釘付けになりました。私物ですか…。公立小学校・中学校・高校のネットワーク環境を含めたIT環境全般というのがいろいろと目を覆いたくなる状況だというのをよく耳にします。PCが1人1台与えられないとかで、やむなく私物PCを持ち込んで使っているとかいったようなことをネット上で見聞きしたことがあります。USBメモリもその延長戦なのでしょう。
そのような状況で管理が出来ているのか?というと、これまたお寒い状況らしいということのようです。BYODに対応した仕組みが導入されているのかとか、セキュリティポリシーがあっても、形骸化しているとかいったようなこともあるんじゃないだろうかとこの記事を読んで推察しました。
本来、職場外で仕事を持ち帰らないといけない状況自体が問題なのであって、ここを改善しないといけないはずです。最近ではテレワークも普及していますから、百歩譲って、自宅でもセキュアに仕事が出来る環境が構築されていれば、私物USBメモリを使う必要はなさそうです。
「可搬媒体は紛失リスクがある」ということに加えて、「業務に必要な物品は組織として用意する」という方針は遵守されるべきではないでしょうか。
そして、テレワークが出来る環境を整えられるように、校内ネットワークの再設計が必要なのではないかと感じた記事でした。